新漬けオリーブは、ちょっと大人の味？

今回のバラ寿司は、レモンやオリーブオイルを使った甘さ控えめの酢飯をはじめ、キウイや新漬けオリーブといった香川県の特産品が盛りだくさんのオリジナルレシピ。参加者のなかには新漬けオリーブを食べたことがない子どももいて、独特の味がちょっと苦手に感じてしまったようでした。

ゆうゆう食堂ではこれまでにもバラ寿司を提供したことがあるそうですが、ほとんどの場合はもっと簡単なレシピだったそう。
今回は酢飯に使う黒米と白米を別々に下準備するなど工程が多く、朝10時からスタッフ総出で準備したとのことです。すべての食材の下準備は済ませておいて、利用者が来るたびに一つひとつ盛り付けてできたてを提供。バラ寿司のほかに鶏肉の天ぷらやサトイモの煮物などのおかずも添えられ、ボリューム満点のワンプレートになりました。

家族と一緒に訪れていた小学生に動画の感想を聞くと、トマトと醤油、オリーブと牛肉といった全く違う食べ物がつながっていることがわかったと、うれしそうに話してくれました。幅広い年代の人が隣り合って同じものを食べ、同じ時間を共有するゆうゆう食堂。今回はそこに同じ動画を見るという要素が加わって、いつも以上に一体感が生まれていたのではないでしょうか。