with 盲導犬 私たちに出来ること with 盲導犬 私たちに出来ること 盲導犬育成事業支援番組 毎週日曜 夕方5時25分〜5時30分

盲導犬育成事業支援番組 毎週日曜 夕方5時25分〜5時30分

番組内容

番組内容
これまで日本盲導犬協会は、視覚障がい者の自立と社会参加を推進するために、盲導犬の育成に力を注いできました。日本の盲導犬育成は今や世界と肩を並べるまでに熟成してきました。日本で活躍している盲導犬は796頭(2024年3月末時点)。 「身体障害者補助犬法」により、ハーネス(白い胴輪)を付けた盲導犬とともに盲導犬ユーザーは公共施設や交通機関、飲食店・スーパー・ホテルなどさまざまな場所に行くことができます。 そんな盲導犬ユーザーと大切なパートナーの現在の様子をお伝えします。

放送内容

2024年6月16日、23日 放送

盲導犬パレード② 街の人たちが作る理解

広島市の本通りで開催されている盲導犬パレード。
吹奏楽団の演奏に合わせて、盲導犬ユーザーが街の中心部を行進します。
盲導犬への理解を、深めてほしいと地元の支援団体が毎年行っています。
このイベントを始めたのが、ライオンズクラブの会員で獣医の柴崎さん。
それから、11年。
盲導犬パレードは、広島の秋の風物詩として街の人たちに愛されるイベントとなりました。
街の人たちが作る盲導犬の理解。これからも続くことを願います。

2024年6月2日、9日 放送

盲導犬パレード① 盲導犬に理解と愛を

2023年10月、広島市の平和記念公園に盲導犬ユーザーが集まってきました。
盲導犬の啓発活動として毎年、広島本通りで行われる盲導犬パレード。
地元の支援団体の協力のもと、11年目を迎えました。
合言葉は「盲導犬に理解と愛を」。
全長577メートルの商店街を鼓笛隊の音楽に合わせ行進します。
こうした活動が続けられることで、盲導犬とユーザーにとって
暮らしやすい街が作られていくのですね。

2024年5月 放送

盲導犬ユーザーの日常 國弘さんとフジ

広島市内にお住まいの盲導犬ユーザーの國弘さん。
パートナーのフジは2頭目の盲導犬です。

8年前に盲導犬と歩き出した國弘さん。日課の散歩に向かいます。

この日は近所の洋菓子店まで。フジも一緒に店内に入ります。
以前は白杖を使っていたという國弘さん。
盲導犬と歩くことで大きな変化がありました。

家に帰りハーネスを外すとフジのお仕事は終わり。
ペットと同じように國弘さんとゆっくり過ごします。

生活の中で自分のできることを工夫して行なっている國弘さん。
フジは欠かせないパートナーです。

次回は國弘さんが参加した盲導犬パレードの様子をお届けます。

2024年4月 放送

地域住民の協力

子供たちが盲導犬や視覚障害の正しい知識を身につけるため、
全国の小中学校で開催されている盲導犬小中学校キャラバン。

岡山市内の小学校では、地元のライオンズクラブの協力で
日本盲導犬協会による授業が行われています。

きっかけは10年前、ライオンズクラブのメンバーが勤務していたホテルで
盲導犬ユーザーの受け入れセミナーを行ったことが始まりでした。

また、岡山西ライオンズクラブは岡山駅前で募金活動行うなど
盲導犬普及活動に取り組んでいます。

地域の住民たちの力で盲導犬への理解が広がっていくのですね。

2024年3月 放送

ノーマライゼーション社会へ向けて

岡山市内の小学校で行われた、盲導犬小中学校キャラバン。
日本盲導犬協会スタッフが、学校を訪問して授業を提供するプログラムです。

この日は、小学4年生の3クラス88名が参加しました。

将来を担う子供たちが、盲導犬や視覚障害の正しい知識を身につけ、
目が見えない人、見えにくい人と
自然に関われるようになることを目的としています。

この時間は、子どもたちにとって、より良い社会を学ぶ
きっかけになったようです。

2024年2月 放送

衛生・行動管理が行われている盲導犬

岡山市内の病院で行われた盲導犬ユーザーの受け入れ対応セミナー。
医療従事者と救命救急士たちが盲導犬を救急車に乗せるときの対応について
レクチャーを受けました。

岡山市ではこれまでに16名の救急救命士が
盲導犬ユーザーを担当したという事案がありました。

その一人が、岡山市西消防署の平川さんです。

盲導犬は、ペットではありません。
盲導犬は訓練を受けているため、むやみに吠えたり、排泄をしたりすることはありません。
日頃から衛生管理がしっかりされています。

その様子を見た参加者に感想をお聞きしました。

これからも医療の現場での理解が深まることを願います。

2024年1月 放送

誰もが利用できる環境整備へ

万が一の時、救急車に盲導犬はユーザーと一緒に乗ることができるのでしょうか?

岡山市内の病院で行われたのは
医療従事者と救命救急士たちに向けた、盲導犬ユーザーの受け入れ対応セミナーです。

ユーザーにとって盲導犬の同伴は切実な問題です。
しかし事前に行ったアンケートでは半数以上が
補助犬の受け入れ義務について知らなかったという回答がありました。
こうした状況を変えようと声をあげたのが、一人の救命救急士でした。

ユーザーが救急車で搬送される際、盲導犬も一緒に乗ることができます。
もちろん病院内でもユーザーと一緒です。

誰もが利用できる環境整備への対応が進んでいます。

2023年12月 放送

盲導犬のお仕事

こちらは香川県のショッピングモールで
開催された、盲導犬のイベント。

盲導犬を初めて見るという子どもたちも多くいる中こんなクイズが出題されました。
『みなさんにクイズを出します。盲導犬はカーナビのように道案内ができると思う方?』

実は、盲導犬、道案内はできません。
どうやって目的地に向かっているかというと…。

『盲導犬ユーザー自身が目的地までの道順をすべて覚えてから家を出ます。』

では、盲導犬のお仕事は何でしょうか?

『盲導犬は主に3つの仕事をしています
曲がり角を教えること
段差を教えること
そして障害物をよけるお仕事をしています
その3つを実際に見ていただいてどうやって盲導犬が教えてくれるのかを説明していきます』

盲導犬とユーザー、それぞれに役割があるんですね。
盲導犬のことを知って、身近に感じることで、盲導犬ユーザーへの理解が広がっていきます。

2023年11月 放送

盲導犬の受け入れ

2023年9月香川県のショッピングモールで日本盲導犬協会のイベントが開催されました。
その名も「盲導犬もっと知ってキャンペーン」。
展示ブースでは楽しみながら、盲導犬の知識を深めるクイズや
PR犬によるデモンストレーションが行われ、多くの方が訪れました。

盲導犬ユーザーは身体障害者補助犬法という法律のもと、
盲導犬と一緒にお店や施設を利用することができます。
その理解を広めるため、全国でこうしたイベントを定期的に開いているのです。

盲導犬ユーザーをあたたかく受け入れる社会を目指した活動は続きます。

2023年10月 放送

2つの「家庭」

刑務所の中で行われている盲導犬パピー育成プログラム。

実はパピーたちにとって
2つの「家庭」が存在します。

月曜から金曜まで社会復帰促進センターの中で育てられるパピーたちは、
毎週金曜日の午後から週末の間、
地域ボランティアであるウィークエンドパピーウォーカーのお宅で過ごします。

壁で隔てられた2つの「家庭」で、
沢山の愛情を受け成長してゆくパピーたち。
その記録がこのパピー手帳に残されています。

そこには一つの命を通じて新たな絆が育まれていました。
さらに、受刑者たちにも大きな変化が。

これからもこのプログラムが人の心のつながりを広げ、より良い社会への
一歩となることを願います。

2023年9月 放送

訓練生の社会貢献

盲導犬パピー育成プログラムが行われている、島根あさひ社会復帰促進センター。

ここでは訓練生と呼ばれる受刑者たちに、
目の見えない、見えにくい人への理解を深める取り組みが行われています。

それが点字点訳の職業訓練です。

作業中も訓練生と犬は一緒。
静かに待つこともパピーの練習の一つです。

犬たちのために1時間ごとにトイレや遊ぶ時間も設けられています。

人の指示でちゃんとトイレができました。

パピーの育成と点字点訳といった社会貢献を通して、訓練生たちは更生していくのです。

2023年8月 放送

パピーにとって大事な社会化とは?

刑務所の中で盲導犬候補のパピーを育てる盲導犬パピー育成プログラム。
この日は日本盲導犬協会の職員によるレクチャーが行われていました。
今回のレクチャーの内容は「犬の社会化」。

次は訓練生の番。人の指示を守って待つことをパピーに教えます。
パピーの時期に人間社会の中で経験を積むことはとても大事。

そのほかにも、定期的に街の中を歩きながら成長の様子を観察します。

目の前に電車が通過しましたが、落ち着いて待つことができました。

また週末は地域ボランティアのウィークエンドパピーウォーカーのもとで、
一般家庭の中で過ごす経験もさせています。

こうして、パピーたちは盲導犬になるために
1つずつ学びながら成長していくんですね。

2023年7月 放送

パピーとの生活

ここは、島根県にある、官民協働の刑務所。
通常、盲導犬の候補となるパピーは生後60日から1歳になるまで
パピーウォーカーと呼ばれる一般家庭で育てられます。

その役割を担うのが訓練生と呼ばれる受刑者たちです。
訓練生の役割は盲導犬候補のパピー達に人間社会で生活するためのルールを身につけさせ、
人との信頼関係を養うことです。

そして、健康を保つことも大事です。
1日が終わると訓練生は、自分の部屋に犬と一緒に戻って行きます。
生き物を預かる訓練生たちの責任は重大。
24時間、見守りながら大事に育てているんですね。

2023年6月 放送

盲導犬パピー育成プログラム

島根県浜田市にある島根あさひ社会復帰促進センター
ある画期的な取り組みが行われています。

実はこちらの建物、国と民間が協力して運営する刑務所です。
収容されているのは初犯など、
犯罪傾向が進んでいない受刑者たち。
盲導犬候補の子犬を育てています。

このプログラムが始まったは15年前。
これまでにのべ74頭のパピーたちが育成され、18頭が盲導犬として
目の見えない、見えにくい方のもとに送られました。

『しっかりと(パピーが)盲導犬になれるように
少しでも近づけるように(プログラムに)取り組んでいます』

全国で唯一の活動。
次回も、その様子をお伝えします。

2023年5月 放送

新たなパートナーとの門出

神奈川県横浜市の会場に、10組の盲導犬ユニットが集まりました。
みんな、訓練センターで共同訓練を受け、新しくパートナーとなったユニットです。

この日行われたのは、「盲導犬新ユニット出発式」。
出発式とは新しいユニットの門出を祝うイベントです。
会場には盲導犬育成支援を行う団体や企業が招かれ、ユーザーから喜びや感謝が
伝えられます。

初めて出発式に参加した田島あづささん。
盲導犬との暮らしで感じる、可能性の広がりを語りました。

「一人だとものすごく不安になるんですけど、この子がいてくれると迷ってもなんとかなると思って。一人と一匹で、だけで、家族なしで旅行とかも言ってみたいなと思います。それが目標です」

夢膨らむパートナーとの生活は、
いま始まったばかりです。

2023年4月 放送

盲導犬(パートナー)と出発式の会場へ

東京に暮らす山本誠さんは、一昨年から3頭目のパートナーであるカエデとの生活を
スタートさせました。

今日は、2人でお出かけです。

出発式とは、新たな盲導犬との生活を始めたユーザーが集い、その門出を祝います。
実は、会場まで、2人でたどり着くことがこのイベントの目的の一つ。
道順はしっかりリサーチしてきました。

自宅の最寄駅から電車に乗ります。
乗り換えなどは、駅員さんに声をかけ、サポートしてもらいます。
周りの助けを借りながら、電車に揺られ1時間。
新横浜駅から、会場まではおよそ100メートルです。
ナビを確認しながら、探します。

すると…。

参加者を待っていた盲導犬協会のスタッフが声をかけてきました。
無事、2人だけで会場に到着し、式に出席することができました。

この日の経験が、
一つの自信になったようです。

2023年3月 放送

盲導犬ユーザーのスポーツ観戦

松江市内の体育館を訪れた盲導犬ユーザーの三輪利春さん。

この日、プロバスケットボールリーグの試合に誘われていました。
パートナーのグランと一緒に一般席で観戦します。

普段スポーツの試合会場に足を運ぶことはほとんどありません。

応援するのは、ホーム戦となる「島根スサノオマジック」。
三輪さんは、会場に流れる音楽や掛け声で
試合の攻防を聞き分けます。

ホームチームが攻撃に切り替わったことがわかります。

周りの歓声が、シュートの合図。
会場がどんなににぎやかでもグランは気にせずのんびり。

延長戦ののち、チームは3点差で競り勝ちました。

誰もが気軽にスポーツ観戦を楽しめる環境作りが進みますように…。

2023年2月 放送

地元住民が支える盲導犬の支援

人口およそ20万人の、島根県松江市。

プロバスケットボールリーグの試合が
行われる会場に、2組の盲導犬ユーザーやPR犬が集まりました。

この日行われたのは、盲導犬育成支援のための街頭募金。

ユーザーも一緒に活動します。

主催する「松江湖城ライオンズクラブ」は40年以上に渡り、盲導犬育成の支援をしてきました。

継続的な活動をするためには、地元の理解が不可欠だと感じ、
街頭での呼びかけを続けて来ました。
初めて見る盲導犬に、足を止める人も…

地道な活動は、盲導犬とユーザーを繋ぐ架け橋となっています。

2023年1月 放送

盲導犬との島暮らし

広島県呉市の瀬戸内海に浮かぶ上蒲刈島。

この島に生まれ育った髙さんは3年前に盲導犬のエレナを迎えました。
呉市では久しぶりに誕生した盲導犬。
市の広報誌でも紹介されました。

髙さんは両親を亡くした後、わずかに見えていた視力も失い
外に出ることをためらうようになったといいます。

家にこもりがちな生活が続くこと2年。
知り合いに勧められた、盲導犬の歩行体験が大きな転機となりました。

生活のリズムを取り戻し、毎朝1時間の散歩を楽しめるように。
外を歩けば、島の人も温かく見守ってくれます。
周囲の人とエレナの存在が、前を向く髙さんを支えています。

2022年12月 放送

みんなが暮らしやすい街づくり

人口およそ21万人の広島県呉市。
この町に暮らす盲導犬ユーザーが市役所に招かれました。

出迎えたのは、呉市長。
視覚障がい者の暮らしや困りごとを聴き、
街づくりに生かそうという機会が設けられました。

1年前盲導犬ユーザーになった弓場さんは、毎日通る交差点の信号機に困っていました。

交差点での巻き込み事故などを減らすため、
歩行者と車両の通行時間帯が分けられている歩車分離式信号。
普段車の音を頼りに渡る視覚障がい者にとって、タイミングが計り辛いといいます。

目の見えない人、見えにくい人への理解と支援が広がるといいですね。

2022年11月 放送

盲導犬の衛生管理

広島県呉市の自宅で鍼灸院を営む弓場さん。

息子の朔君が小学校にあがる頃、わずかにあった視力を失い
1年前盲導犬のオリビアを迎え入れました。

飲食店や病院など様々な場所を共にするオリビアのブラッシングは毎日欠かせません。
弓場さんは月に一度、オリビアのシャンプーをしに日本盲導犬協会の事務所を訪れています。
身体障がい者補助犬法では飲食店など様々な施設で盲導犬の受け入れが義務付けられていますが、ユーザーに対しても犬の適切な衛生管理が義務付けられています。

そのため、ユーザーはシャンプーなど犬の世話を自分でできるよう訓練を受けています。
入念に洗い流し乾かすこと2時間。オリビアも頑張りました。

2022年10月 放送

引退犬の暮らし

岡山県の郊外で暮らすフォリィ。
実は2年前まで盲導犬として活躍していました。
引退した現在は飼育ボランティアの酒井さんのもとで暮らしています。

盲導犬の役割を終えた後は、引退犬として
飼育ボランティアのもとで余生を過ごします。

フォリィのお気に入りは、酒井さんとの散歩。
今では近所の人気者です。

フォリィの日常は、今日も穏やかに過ぎていきます。

2022年9月 放送

夜間歩行のチャレンジ

岡山市内にお住まいの西田さん。
2年前に、盲導犬ミッケを迎え生活をしています。

西田さんは、昼間は物のシルエットがかろうじてわかります。
しかし、夜になるとほとんど見えません。
普段は家までの道のりを記憶して歩いていますが、この日はある挑戦を行いました。

それは、新しいルートの開拓。
日本盲導犬協会では歩行指導員が定期的に、
ユーザーの生活環境に応じたルートを確認するフォローアップを行っています。

盲導犬は新しい環境や状況に遭遇することによって学習していきます。
西田さんが歩く方向に注意すべき段差があれば、ミッケも一緒に覚えていくのです。

2022年8月 放送

歩くことのよろこび

岡山市内の住宅地にある庭瀬城址。
戦国時代から残る水堀が町の名所となっています。

軽快な足取りで歩いてきたのは、盲導犬ユーザーの石田さんとヴィリル。
日課の散歩中です。

パートナーのヴィリルと歩き始めて2年。
天気がよい日は、5km以上離れた隣町まで足を伸ばすことも。

盲導犬と歩き始めて、日常が大きく変わったといいます。
歩き慣れた道のりですが、気をつけないといけない場所も。

ヴィリルを迎えたことで、より散歩を楽しむことができるようになったという石田さん。
その安全を盲導犬が守っているのですね。

2022年7月 放送

盲導犬学校キャラバンから生まれたきずな(2)

岡山市内に住む盲導犬ユーザーの石田さん。
この日、あるお礼をするために市内の鯉山小学校を訪れました。

待っていたのは、こちらに通う児童たち。
実は道に迷った石田さんを助けたことで、県から表彰されたのです。

すぐに盲導犬ユーザーだと気付いた子どもたちは、
学校の先生に道案内を頼み、石田さんは無事、家に帰ることができたのです。
この素早い対応には理由がありました。

「5年生の時に視覚障害者とかバリアフリーの勉強をしていたので、話しかけようと思いました。」
この学校では、これまで特別授業として盲導犬学校キャラバンを実施。
児童たちに理解を深めてきました。

盲導犬への正しい知識が今、子どもたちに広がっています。

2022年6月 放送

盲導犬学校キャラバンから生まれたきずな(1)

岡山市内にある市立鯉山小学校。
体育館に子どもたちが集まってきました。

こちらは5月に行われた盲導犬学校キャラバン。
この日は盲導犬ユーザーの石田名奈江さんが講師として訪れました。
盲導犬をきっかけに目の見えない人や見えにくい人の理解を深めるという特別授業。
実際の盲導犬との歩行や、普段の生活の様子について知ることが出来る貴重な体験です。

およそ2時間の授業。
子どもたちには様々な気づきがあったようです。
「盲導犬の役目をたくさん知れて、貴重な時間だったなと思いました。」
「今まで盲導犬について知らなかったことをいっぱい知れたので、次から困っている人がいたら進んで助けようと思いました。」

実は石田さんはこの学校と深い縁があります。
「散歩をしていてちょっと迷ってしまった時に子どもの声が聞こえたので、声をかけてみました。そしたらすぐに応じてくれたんです。ほっとしました。」

次回は石田さんのピンチを救った子どもたちと再会。
手にした賞状とは。

2022年5月 放送

盲導犬訓練士を目指す ~将来の夢~

目の見えない人・見えにくい人の安全な歩行をサポートする盲導犬。
その犬を育成する盲導犬訓練士を目指す人たちがいます。

どんな訓練士になりたいのか、聞いてみました。
「盲導犬を使うユーザーさんが、教えてもらいやすいかとか、一緒に犬との共同作業ができるかを考えられるような訓練士になりたいと思っています。」
「国際的に活躍できる訓練士になりたいと思っています。他の海外の訓練施設に行ったり、私たちの協会との関りを支えていけるような職員になりたいと思っています。」
「唯一無二の私流の訓練ができるような訓練士になりたいと思います。」

思い描く夢はさまざま。
皆さん、素敵な訓練士を目指して頑張って下さい。

2022年4月 放送

盲導犬訓練士を目指す ~外出訓練~

日本盲導犬協会では、盲導犬訓練士の育成に取り組んでいます。
こちらは、盲導犬訓練士を目指す学生たち。
この日は、盲導犬ユーザーの外出を想定した実習が行われました。

それぞれが担当する3頭は、盲導犬になるために訓練中の犬たちです。
この日、一緒に向かった先は・・。
人混みに戸惑いながら、目的地を目指します。
街中の訓練では、予想外の障害物も。

お互いに様々な経験を積むことで、一人前の盲導犬と訓練士になることができるのです。

2022年3月 放送

オンラインで特別授業!「全国一斉盲導犬教室」(2)

今年1月に行われたオンラインイベント「全国一斉盲導犬教室」。
日本盲導犬協会では、全国の小中学校へ向けて、目の見えない人や、
見えにくい人たちへの理解を広げています。

イベントでは、盲導犬ユーザーの意外な生活の一面も紹介。
取り出したのはスマートフォン。
盲導犬の服とマスク、それぞれの写真を撮ると・・。

それでは、参加した学校の子どもたちに感想を聞いてみましょう。
「私は盲導犬が1年間ぐらい訓練をしていることにびっくりしました」
「困っている盲導犬ユーザーがいたら声をかけて助けようと思います」

2022年2月 放送

オンラインで特別授業!「全国一斉盲導犬教室」(1)

新型コロナウイルスの感染が広がる中、
日本盲導犬協会では、オンラインでのイベントが開催されています。
この日行われていたのは、全国の小中学校に向けた盲導犬教室です。

学校の授業だけでは分からないことを専門スタッフが解説していきます。

次回は、このイベントに参加した子どもたちにお話を伺います。

2022年1月 放送

誰もが取り残されないために

猛威を振るう自然災害。
規模が大きくなる中、ある訓練が行われています。

それは災害で取り残されたユーザーと盲導犬を
ヘリコプターで救助する訓練。
日本盲導犬協会と防災航空隊がタッグを組み、行われてきました。

盲導犬に取り付けるのは、こちらの特殊なハーネス。
「空から救助するので、絶対壊れない外れない、安全第一のものを。
 シミュレーションを繰り返して実践できたので良かったと思います。」

いざという時に誰もが取り残されることがないよう、災害へ備える。
こうした取り組みが全国に広がっていくことを願います。

2021年12月 放送

避難所でも一緒

島根県の浜田市にある長浜小学校。
この日、体育館では避難所の設置訓練が行われていました。

そこに訪れたのは、ユーザーの石田さんと盲導犬キララ。
盲導犬を含む補助犬は、災害時に避難所に同伴することができます。

これは島根県の総合防災訓練の一つ。
石田さんとキララは、避難所の生活を体験するためにやってきました。

用意されていたのは、ファミリー用の大きめのテント。
キララのためのスペースも、ちゃんとあります。

盲導犬は社会のルールを守るため、特別な訓練を受けています。
避難所での姿を見ることで、地域の方たちにも理解が深まったようです。

2021年11月 放送

災害が起きたらどうするの?

2021年10月、島根県浜田市で行われた島根県総合防災訓練。
その会場に盲導犬ユーザーの姿が。

こちらは日本盲導犬協会の展示ブース。
今回が初めての参加です。

もし災害が起きたら、ユーザーはどうするのでしょうか。
「避難所まで行く道は、盲導犬と一緒に歩くことによってある程度道筋を知っているので、
 いつでも避難できるようにしています。」

いつでも。どこでも。避難所でも一緒。
盲導犬は、ユーザーの生活に欠かせないパートナーです。
災害時には、避難所に同伴できることを皆さんも知ってください。

2021年10月 放送

声かけで共に生きる社会へ

島根県の松江市にお住まいの三輪利春さん。
三輪さんは、県庁の障がい福祉課と一緒に、盲導犬をもっとよく知ってほしいという思いが詰まった2種類のリーフレットを作りました。

三輪さん「私がリーフレットの話をもっていったのは、盲導犬に対する拒否が非常に多く、そうしたことを県民の皆さんに知ってほしいと思い、お願いさせてもらいました」

盲導犬ユーザーの声を聞いて、2020年の秋に生まれたリーフレット。
三輪さんは、私たちにできるお手伝いがあるといいます。

三輪さん「私たちが困っている時に声をかけてもらっても、今の3密で、2メートルの間隔を空けることになり近くに人がいる可能性があったり全く分からなかったりするので、そこが心配ですね。声のかけ方や、手引きの仕方等を簡単にリーフレットに入れています。そうした声を出し合う街づくりが街の活性化につながるので、誰もが一緒に共生社会への実現のもと歩み続けるきっかけになったと思います」

人と人が寄り添うことが難しい中でも、声かけは必要なのですね。

2021年9月 放送

思いが詰まったリーフレット

島根県の松江市。
町で可愛らしいデザインの冊子を見つけました。
これは、盲導犬をもっとよく知ってほしいという思いが詰まったリーフレット。
県内の公共施設や学校、お店等に無料で配布されています。

制作したのは県庁の職員です。
なぜ行政で盲導犬のリーフレットを作ることになったのでしょうか。

「島根ハーネスの会の会員の方から初めにお話を頂きました」
盲導犬ユーザーが飲食店等で入店拒否を受けているという事情を聞いた駒居さん。
盲導犬について、もっと知ってもらおうとユーザーの声に耳を傾け生まれたのが、2種類のリーフレットでした。そこには、ある思いが込められています。

駒居さん「大きい方は、小学校の授業等で教材に使えるような形で作らせて頂いたものです。小さい方は、盲導犬ユーザーが町で手助けをして頂いた時や、入店拒否を受けてしまった時に、こうしたことを知って下さいということで、すぐに手渡しができるサイズで作らせて頂きました」

ユーザーと行政の絆から生まれたリーフレットが地域社会を変えるきっかけとなりました。

2021年8月 放送

企業に広がる支援

広島県の中心部にある百貨店。会議室である研修が行われています。
参加者は入社したばかりの新人たち。皆さん、真剣なまなざし。

これは、日本盲導犬協会の職員が講師として実施する盲導犬ユーザー受け入れ・接客セミナー。
視覚に障がいをもつ方や、盲導犬ユーザーの方に安心して買い物を楽しんで頂けるようにと、毎年行われているそうです。
屋上では、2人1組となって、目の見えない・見えにくい方への手引きの仕方を学びました。

初めての体験、いかがでしたか?
「普段、目が見えていない人の大変さが分かりました」
「これから積極でも活かしていけたらなと思いました」
盲導犬ユーザーへの理解が深まる機会になったようです。

こちらの百貨店では、盲導犬の育成のための募金活動も積極的に行っています。
こうした企業の取り組みが、もっと広がるといいですね。

2021年7月 放送

聖火に託した思い(後編)

2021年5月。島根県の邑南町を走る聖火ランナーに選ばれた岩谷さん。
パートナーのヴォイスと迎えた大舞台の日です。

辺りが暗くなった午後7時。小雨が降るリレーコースに岩谷さんとヴォイスがやってきました。
その横には、伴走者として一緒に走る夫の武延さんの姿もあります。

そしていよいよ聖火が岩谷さんの元に。実は岩谷さんはこの日の最終ランナー。聖火をゴールの町役場まで運ぶ大役です。岩谷さん、ヴォイスにしっかりと指示を出しながら一歩一歩進んでいきます。 ゴールまでおよそ200メートル。沿道の拍手に包まれながら、ヴォイスと一緒に走り切ることができました。

岩谷さん、大役を終えた今のお気持ちは?
「緊張とけました」

想いが一つになった聖火リレー。その姿は、盲導犬ユーザーを勇気づける希望の灯となりました。

2021年6月 放送

聖火に託した思い(前編)

島根県の邑南町。
この町で治療院を営む岩谷さんと、パートナーのヴォイスです。

実は岩谷さんはある大役を任されることになりました。その大役とは、東京オリンピック聖火リレーのランナー。
初めて出会った盲導犬シータとの想いをつづった作文で、邑南町を走る13人のランナーの1人に選ばれたのです。もちろん、岩谷さんにとって初めての経験。

そこで、アドバイスを行ったのが、日本盲導犬協会の山田さんでした。
「けっこう緊張して指示がちぐはぐになる場面があったので、まずは岩谷さんが落ち着いて指示を出すようにとアドバイスしました」
それでは岩谷さん、今の心境はいかがですか。
「やめたい!」
そうは言っていますが、本当はやる気まんまん。

元気いっぱいで本番に向かいます。

2021年5月・2020年11月 放送

ソーシャルディスタンスの難しさ

私たちの生活の中で当たり前となったソーシャルディスタンス。でも盲導犬ユーザーにとっては難しいことなのです。
日本盲導犬協会の金井政紀さん曰く「誘導してもらう時も、目が見える人のヒジや肩につかまっていたのですが、直接身体に触れるサポートとか、物にさわる行動が取りにくいことがあります。盲導犬協会としては、ユーザーに対するフォローアップもスマートフォンや、パソコンでテレビ電話を使用して指導するという形で、新しいことに取り組んでいます。」
私たちができるサポートには、
(1)まず声をかけていただき、どういうサポートが必要なのかをたずねてほしい。
(2)ユーザーさんと同じ方向を向いて、並んで話しかけると、飛沫感染の恐れも少なく成ります。
コロナ禍でも、「目の見えない方」「目の見えにくい方」への声掛けのサポートは必要とされています。

2021年4月・2020年10月 放送

安心への取り組み

静岡県富士宮市に日本盲導犬総合センター「富士ハーネス」という施設があります。ここは日本で唯一、常時見学ができる盲導犬の育成施設です。日本盲導犬協会の多くの子犬たちは、ここで誕生し、盲導犬になるための訓練を受けます。
また小さな体育館くらいの広さのある会場では、「盲導犬デモンストレーション」として盲導犬の仕事や役割を紹介しています。安心して見学できるよう、職員たちはフェイスシールドを装着するなどして、感染症の予防対策に取り組んでいます。
日本盲導犬協会 戸井口和生さんは「安心して施設を楽しんでいただければと思い、(1)消毒薬の設置・利用の呼びかけ (2)見学者ソーシャルディスタンスの確保 (3)見学人数の制約 など三密にならないように心がけております」と話してくれました。
新しい生活様式にあわせて、盲導犬の育成は続けられています。

2021年3月・2020年9月 放送

オンラインでつながる絆

2020年8月 神奈川県にある日本盲導犬協会では、これまでにない取り組みが実施されました。
インターネットの生配信を利用した「夏休み自由研究プロジェクト・オンライン版」です。この日は 自宅で、ユーザーさんと盲導犬が楽しく生活する様子を全世界に向けて発信しました。
配信を終えた後の協会スタッフの感想です。
「盲導犬の見学会は、会場の近くの人しか来ることができませんが、インターネットでは、どなたでも見ることができます。これからも広くPRをしていきたいと思います」

2021年2月・2020年8月 放送

障害物をよける

視覚が見えない、見えにくいユーザーにとって道路には危険が沢山あります。訓練士が盲導犬の候補犬を連れて、街中の交差点にさしかかった時です、交差点の左脇から自転車が飛び出してきました。
訓練士 川本勝さんが話してくれました「盲導犬を使われる方というのは、目が見えなかったり、見えにくかったりするので、そこに障害物があることがわかりづらいのです。」
そこで盲導犬に求められる能力があります。犬自身が、障害物を見つけ、自分で考えて、ユーザーが安全に通ることができるかどうかを判断する能力です。
訓練では、歩道の上に、車輌を一時的に駐車し、ユーザーと盲導犬が通るには、幅に余裕がない場面を作っています。犬一頭だけは、通れる幅ですが、このまま進めば、ユーザーは車輌にぶつかってしまいます。
ここで、訓練士が「ストレート・ゴー(まっすぐ進め)」と指示をだしましたが、盲導犬は、しっかりと考え、そのスペースをまっすぐ進むのをやめて、ユーザーと自分が余裕をもって歩ける車輌の反対側にコースを変更して、誘導を始めました。
訓練士は「グッド!」としっかり頭をなでながら、候補犬を褒めています。
「考えることができる犬」を育成することが大切なのです。

2021年1月・2020年7月 放送

段差を教える

目の見えない人、見えにくい人を目的地まで、安全に誘導する盲導犬は、一人前のなるために、沢山のことを覚えていきます。
そのひとつが「段差」です。
盲導犬になるために訓練を受けている候補犬に対して、る指導員は階段の段差を確認させるために、階段にさしかかると、最初の段差のステップを2.3回踏んで、段差があることをしっかり教えます。
段差がある場所を突然昇りはじめてしまうと、ユーザーがつまずいてしまうかもしれません。そのために「段差があるよ」と教えているのです。
(場面が変わって)こちらは、盲導犬がユーザーを交差点に誘導している場面です。交差点の横断歩道の手前で盲導犬が止まりました。しかしながら、盲導犬は信号の色を識別することはできません。なぜ止まったかというと、歩道と横断歩道の間にある小さな段差に気が付いたからなのです。交差点では、ユーザーが車の音で判断して、横断歩道の信号の色を判断しているのです。

2020年12月・2020年6月 放送

大事な言葉はGOOD

目の見えない人、見えにくい人の歩行をサポートする盲導犬。その盲導犬を育てているのが訓練士です。
盲導犬を必要とするユーザーさんが、目的地にたどり着くためには、目的地を頭に思い描いて、盲導犬に指示を出しています。そのため、訓練士は盲導犬に「レフト(左に進め)」や「ライト(右に進め)」と進む方向を教えます。ちなみに一人前の盲導犬になるために覚える指示は30種類ほどあります。
一般的に、訓練は厳しいと思われがちですが、訓練士と盲導犬候補犬の訓練の様子を見ていると、なんだかとても楽しそうです。

テーマソング『とびら』

川嶋 あい(テーマソング・ナレーション)

川嶋 あい(テーマソング・ナレーション)

アーティスト。2003年I WISHとしてデビュー作でオリコンチャート連続1位を記録する。
また2005年にブルキナファソのマヤ村に学校を建設するなど、積極的にチャリティー活動を行う。
2009年オバマ大統領夫人のイベント「Washington D.C. Cherry Blossom Festival」でのライブにも参加。

川嶋 あいさん インタビュー

盲導犬ってなぁに?

盲導犬ってなぁに?

盲導犬は、目の見えない、見えにくい方の歩行を安全にサポートする大切なパートナーです。ご存知の方も、なんとなく聞いたことがあるという方もいるでしょう。そんな盲導犬をとりまく環境には様々な問題があります。例えば、盲導犬を希望する人が3,000人に対して街で活躍している盲導犬は796頭(2024年3月末時点)。その育成は多くのボランティアに支えられており、盲導犬候補の子犬や盲導犬の親犬、盲導犬を引退した犬たちなどを家庭で飼育する「飼育ボランティア」の数は、決して十分とはいえません。
KSB瀬戸内海放送では、当番組を通してそれらの問題点や今ある現状について視聴者の方々と一緒に考える機会になればと思っています。当番組は、公益財団法人日本盲導犬協会や、賛同企業・団体である皆様のご協力で放送することができるようになりました。この番組を通じて、ひとりでも多くの視聴者の方々が、盲導犬への理解を深め、あたたかく応援していただければと思います。

公益財団法人 日本盲導犬協会

KSBの取組み

現在、全国で目の不自由な方々が、盲導犬を希望しています。 KSB瀬戸内海放送では、高松本社ロビーに募金箱を設置し、公益財団法人日本盲導犬協会の活動支援のための募金を集めています。
設置開始から、2022年12月までに公益財団法人日本盲導犬協会へ、¥309,586-を寄贈することができました。 引き続き、皆さまの温かいご支援を賜れますよう、お願い申し上げます。

賛同企業

  • 株式会社 塵芥センター
  • 石井事務機株式会社
  • 成通グループ
  • 創価学会
  • 株式会社 四電工
  • 株式会社 三祥
  • 株式会社 川上板金工業所
  • 帝國製薬株式会社
  • 西村ジョイ
  • 碧海総合法律事務所
  • 株式会社 菅組
  • 株式会社 千田組
  • 岡山理科大学