食の宝をめぐって未来のバラ寿司にチャレンジ!≪じぶんで考える食の学校≫

イベントレポート

【DAY-2】漁業と農業をめぐって健康バラ寿司づくりに備えよう!

2023.12.15 UP

DAY-2スタート!

11月25日(土)。DAY-2が始まりました!
高松市のKSB瀬戸内海放送本社に集合し、バスに乗り込みます。

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まず訪れたのはさぬき市の安岐水産。ここでは漁業について学びます。
説明してくださるのは、津田町漁協の名和さんです。以前は100軒ほど漁師がいたそうですが、今では毎日漁に出ているのは名和さんだけになってしまいました。高齢化で仕事を続けられる人が減ったこと、魚の住む場所となる海藻が減ったことなどから、漁師をやめる人が増えたとのこと。現在は愛知県から移住してきた若手の上田さんと一緒に漁師をしています。

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名和さんから今朝とれた魚を見せていただくと、タコ、イシダイ、エイ、ナマコ、コブダイなど様々な種類が。名和さんと上田さんの説明を聞きながら、子どもたちも興味津々で触っていました。
その後は魚を活〆にする様子を見学。名和さんと上田さんで、子どもたちが持ってくる魚を次々と〆ていきます。

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続けて名和さんプロデュースの紙芝居です。定置網漁の仕組みの話や瀬戸内海の魚がおいしい理由、春夏秋冬でとれる魚の違いなどについて教えていただきました。途中、「タコは水深何メートルのところに住んでいる?」という3択クイズが。正解は…全部!まさかの答えに子どもたちも大盛り上がり。
最後に、海のゴミ問題について実際のゴミを取り上げながら説明していただきました。いつまでも綺麗な海を守っていきたいですね。

自分でさばいてお刺身をつくろう!

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場所を移動し、安岐水産本社で魚のさばき方を教わります。
教えてくださるのは安岐水産の木村さんです。今回はアジを三枚おろしにしてお刺身を作ります。手順や包丁の入れ方などを確認しながら、みんな真剣に取り組んでいました!

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昼食は、香川県産食材づくしのお弁当。また先ほど自分たちでさばいたアジのお刺身も一緒にいただきます。「おいしい!」と感動の声が上がっていました。

林シェフと一緒にバラ寿司を考えよう!

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そしてここで林さんと女将さんが到着!これからバラ寿司カイギで、チームごとに案をひとつにまとめてもらいます。健康のテーマを食材でどう表現するのかなど、料理人の目線からアドバイスをいただきました。
また途中で立派なオリーブハマチが登場しました。服部水産の服部社長が持ってきてくれたオリーブハマチは、オリーブの葉を餌に加えて育てた香川のブランドハマチです。明日のバラ寿司づくりに使わせていただきます!

ブロッコリー収穫体験

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次に訪れたのは。三木町の崎野農園さん。ここではブロッコリーの収穫体験をさせていただきます。崎野さんはなんと元美容師!珍しい経歴の農家さんです。ブロッコリーのほか、菜花なども作っているとのこと。

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ブロッコリーの大きさを測る専用の道具なども使いながら、1人2個ずつブロッコリーを収穫していきます。この畑では5000個以上のブロッコリーを作っているそうです!
その後、ブロッコリー畑の雑草抜きをお手伝い。盛り上がりは収穫体験以上?
「ブロッコリー農家になって毎日食べるようになってから風邪をひいたことがない」と崎野さん。みんなで栄養たっぷりのブロッコリーを持ち帰ります!

バラ寿司づくりの段取りを考えよう!

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サンサン館みきに到着。ここで最終バラ寿司カイギと夕食づくりを行います。
子どもたちのバラ寿司カイギ、そして調理サポートしてくれる香川短期大学の学生さんが登場。学生さんたちと一緒に、最終日のバラ寿司づくりに向けて具体的な段取りを決めていきます。

ブロッコリーを使った夕食づくりワークショップ

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バラ寿司カイギが終わったら、先ほど収穫してきたブロッコリーを使った夕食づくりワークショップです。メニューはブロッコリーの玉子ごま酢あえ。ブロッコリーを切ったりゆでたり、ドレッシングを作ったりと役割分担しながら調理を進めていきます。明日のバラ寿司づくり本番に向けて、子どもたちにとっても良い練習になったのではないでしょうか?

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夕食は林さんお手製の出汁カレーです。自分たちでつくったブロッコリーサラダと一緒にいただきます。この頃にはもう大学生の皆さんと打ち解けている様子!さすがです。

夕食が済んだら片付けをしてゆーとぴあみろくへ。今日はここで宿泊となります。
明日の最終日に備えてゆっくりおやすみなさい!