番組審議会Corporate Profile
第495回 瀬戸内海放送番組審議会
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開催日
- 2019年9月4日(水) 午後3時~午後4時
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内容
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報告事項
7月度視聴者応答状況、その他
審議テーマ『中四国3局報道特別番組「わが町は、今」~西日本豪雨から1年~』
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報告事項
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出席委員
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< 出席委員 > < レポート出席委員 > - 尾﨑 勝 委員長
- 田代 健 副委員長
- 藤原 加奈 委員
- 野﨑 泰彦 委員
- 徳永 夕子 委員
- 桝井 政則 委員
- 磯打 千雅子 委員
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主な意見
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『中四国3局報道特別番組「わが町は、今」~西日本豪雨から1年~』
- 近隣のエリアだけではなく岡山、広島、愛媛、3県の被害状況が良く分かった。愛媛の若手みかん農家が、具体的な解決策に向けて前向きに行動する姿に勇気をもらうことができた。また、災害が起こった際に、責任の所在を明らかにして是正していくことも必要だと感じた。
- 災害が起きたことに対して、誰かを責めるよりも、自分たちにはどの点が足りなかったのかを考えるべきだと感じた。大原ハイツの事例では、住民が自分ごととして取り組んでいる姿に感銘を受けた。
- 倉敷市真備町で発生した豪雨災害が、人災の要素があることを視聴者に納得させるにはデータや情報が足りず説明不足だと感じた。災害から1年が経過し、ハザードマップで危険が示されても、住民がなぜ真備に暮らし続けたいのかについてもう少し知れると良かった。
- 岡山、広島、愛媛の災害発生時の状況や、災害から1年が経過した現在の住民と行政の関係性の変化など、様々な角度から継続的によく取材をされていた。強いて言えば、岡山も個人を主人公として番組を制作することで、全体の統一感がでたのではと感じた。
- 発生した災害を風化させないためにも、継続して災害報道を放送することに意味があると感じた。3県の報道とも様々な面から災害を捉えており、災害報道としては良い番組だった。
- 市民の災害に対する意識を変えるためにも、災害について伝え続ける必要がある。災害にどう向き合うのかを継続性を持って多方面から報じることで、市民の潜在意識に訴えかけることができると感じた。
- 災害報道から復興フェーズへ移行する今の段階において、発信すべき内容であったかどうかを今一度精査してほしいと感じた。また、訴訟や怒りを特だしする場面には違和感をおぼえた。
以上
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『中四国3局報道特別番組「わが町は、今」~西日本豪雨から1年~』