番組審議会Corporate Profile

第494回 瀬戸内海放送番組審議会

  • 開催日

    • 2019年7月19日(金) 午後3時~午後4時
  • 内容

    • 報告事項
      6月度視聴者応答状況、その他
      審議テーマ『第88回系列24社放送番組審議会委員代表者会議 議題について「“少子超高齢時代”における テレビの使命」』
  • 出席委員

    • < 出席委員 > < レポート出席委員 >
      • 尾﨑 勝 委員長
      • 田代 健 副委員長
      • 藤原 加奈 委員
      • 野﨑 泰彦 委員
      • 桝井 政則 委員
      以上5名
      • 磯打 千雅子 委員
      • 徳永 夕子 委員
  • 主な意見

    • 『第88回系列24社放送番組審議会委員代表者会議 議題について「“少子超高齢時代”における テレビの使命」』
      • 視聴率だけではなく、時間をかけて丁寧に信頼される番組を制作することが重要ではないか。時間をかけて対象者との信頼関係をつくり、丁寧に番組を制作することが長期的には重要となってくると思う。
      • シニア層の心と体に合わせた番組づくりを視野に入れ、番組の長さや内容も考慮することがシニア向けのコンテンツを制作するうえで重要になってくると思う。また、テレビの影響力は子どもにとっては大きく、社会の偏見や差別に抗うようなコンテンツが求められているように感じる。
      • 少子超高齢時代を迎えるにあたり、地域社会とのかかわりを深めることが重要になってくると考える。テレビ番組作り以外の活動を通して地域社会、視聴者との距離を縮めていくことが明確なニーズを探るためにより重要になると感じる。
      • 高齢者が増えようと増えまいと、今起きている問題は何か、様々な社会問題を捉え解明し、報道するのがマスコミの使命であると感じる。今も将来も同じように、社会問題をどう解明するかに取り組んでもらうことに尽きると思う。
      • オールマイティーに数字がとれる番組を制作するよりも、ある分野に特化した番組を制作することが求められているのではないか。また、作られた番組内容ではなく、実際に起こった事件に迫る内容は、よりリアルで面白いと思う。今後は、現場に足を運び、エリアに何が起こったかに迫り、取り上げていくことがローカル局の役割として重要だと感じた。
      • シニアを迎えるにあたり、仕事を通じた社会的なつながりではなく、居住地域や目的志向を通じた社会とのつながりを得る必要があるかと感じた。自分自身が外に出かけていきたくなるような、そんな啓発がなされるコンテンツがあるとうれしく思う。
      • テレビがターゲットとして軸足を置くべき視聴者層は、シニア層だと考える。情報の正確さ、迅速さ、コンプライアンス順守を確実にしていき、視聴率だけを追う内容、例えば奇をてらうような内容を増やすのではなく、家族の一員のように信頼してもらえる存在になれば良いと思う。

      以上