番組審議会Corporate Profile
第493回 瀬戸内海放送番組審議会
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開催日
- 2019年6月19日(水) 午後3時~午後4時
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内容
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報告事項
5月度視聴者応答状況、その他
審議テーマ『ゲツナナ「令和へつなげ!こんぴら歌舞伎」』
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報告事項
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出席委員
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< 出席委員 > < レポート出席委員 > < 欠席委員 > - 尾﨑 勝 委員長
- 磯打 千雅子 委員
- 野﨑 泰彦 委員
- 徳永 夕子 委員
- 桝井 政則 委員
- 田代 健 副委員長
- 藤原 加奈 委員
- 中村 進 委員
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主な意見
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『ゲツナナ「令和へつなげ!こんぴら歌舞伎」』
- 取材が難しい状況で、ここまで番組を制作したのはすごいと感じた。新作歌舞伎の説明として、元々は古典落語が下地になっているとの説明があれば良いと感じた。
- 演目の解説がナレーションで詳しくなされており、内容が良く分かり大変見やすかった。こんぴら歌舞伎を支えてきた住民の方の声を、もう少し取り上げても良かったのではないか。
- 歌舞伎に携わる住民も演者もこんぴら歌舞伎を楽しんでいる様子が良く伝わる内容だった。また、番組中に歌舞伎にまつわる、こんぴら周辺の街のエピソード紹介もあり、歌舞伎を一つのテーマとして、街全体の観光についても考えさせられた。
- 金丸座と東京の劇場の違いについて良く特徴を捉え、分かりやすく伝えていた。守るべきものは守りながら、新しいことも取り入れ、時代の変化にも対応している歌舞伎のすごさを感じた。しいて言えば、こんぴら歌舞伎の素晴らしい点だけではなく今後の課題や問題について取り上げても良かったのではと感じた。
- 全体の構成や、CGの色彩など年々番組が洗練されていると感じた。歌舞伎を知らない人でも、番組のナレーションや解説で各演目について良く分かり、楽しく見やすい大変良い番組だった。
- 各演目のあらすじや、やま場を紹介する内容が多く、非常に楽しいものとなっており、実際に見に行きたい思わせる内容であった。金丸座の特徴や歴史、こんぴら歌舞伎のルーツ等の紹介も楽しく、地元の人間として、誇りをもって見ることができた。
- 「お江戸ル」や「エンタメ水先案内人」等のコメントを上手く取り入れ、歌舞伎初心者にも分かり易く、興味を惹きつけるようにしていた点は非常に面白かった。4名の役者間の会話はざっくばらんで新鮮だったが、親子の絆をより鮮明に伝えるためにも、中村勘九郎さんの「想い」をシリアスに語る場面をより厚くしても良かったのではと感じた。
以上
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『ゲツナナ「令和へつなげ!こんぴら歌舞伎」』