番組審議会Corporate Profile

第372回 瀬戸内海放送番組審議会

  • 開催日

    • 2007年4月10日(火) 午後3時~午後4時
  • 内容

    • 報告事項
      (1)3月度視聴者応答状況、その他  (2)第72回系列番組審議会委員代表者会議テーマについて
      審議番組
      番組審議なし
  • 出席委員

    • < 出席委員 > < レポート出席委員 >
      • 久米川 啓委員長
      • 八十川睦夫副委員長
      • 泉 雅文委員
      • 大村俊介委員
      • 古賀良隆委員
      • 中野裕也委員
      • 古市大蔵委員
      • 長谷川桂子委員
  • 主な意見

    • 【今回の捏造番組問題全般について】
      • 「あるある大事典」捏造問題については、むしろ反響の大きさに驚いている。放送局は本当に問題のポイントを理解しているのか。一面からの結論づけに対しての不備をどう考えているのか。今回の納豆ダイエットにおいて、納豆の成分は場合によって死に至ることもある。成分の功罪両面を正しく伝えるべきである。また、効果表現の有意性についての評価はどうなっているのか。サンプル数が信頼するに足らないデータであれば、それで結論づけることは嘘である。
      【自主的な放送倫理の向上を目指してなにをなすべきか】
      • きちんとした番組をつくるために自社で人材を育て、自社で管理して流すといった姿勢が必要である。
      • 段階構造によって見失いがちな企業としての本質・能力を研ぎ澄まし、番組の是非を判断できる組織としての見直しをすべきである。
      • 効率性と収益性と品質をどの辺りで調和させるべきかを常に念頭に置いておかなければならない。それが正しく機能するかどうかは経営トップにかかっている。
      • あまりにも視聴率至上主義である、テレビの表現姿勢について改める必要がある。
      【今後の放送法制の変化がもたらす問題とそれらへの対処について】
      • 自主規制を前提とした考え方は尊重できるが、公権力の介入ということにあまりに過敏な印象を受ける。国からの法制化の動きについては反対という姿勢には疑問あり。
      【これからの放送番組審議会のあり方と役割について】
      • 形骸化を強く感じる。特に全国会議ともなれば発言がどう扱われるのか不明。

      以上