テレメンタリー2026 動かぬ針路 ~「船の体育館」解体~

KSB放送日時
10月10日(土) 午前10時30分~

※各地域の放送日時は、テレビ朝日テレメンタリー2026のHPでご確認ください。

丹下健三設計の「船の体育館」こと旧香川県立体育館。
民間団体による“公費ゼロ”の再生案の協議に応じず、約10億円をかけた解体へと進む香川県。
その背景を検証する──

番組内容

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世界的な建築家、丹下健三が設計し、特徴的な外観から「船の体育館」として親しまれてきた旧香川県立体育館。老朽化のため2014年に閉館し、県は約10億円かけて解体することを決めた。そんな中、去年7月、建築家らで作る団体が民間で買い取るなどして改修する“公費ゼロ”の再生案を提案した。団体の代表を務める高松市の建築家、長田慶太さんは言う。「これまでの保存運動は感情論だと捉えられ、民意に届きづらかった。文化や芸術、歴史という言語だけでなく、税金の使い道の議論に」。

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しかし、香川県は民間団体との協議には応じず、予定通り解体に向けた準備を進める。理由は「大地震による倒壊の危険」だった。長田さんたちは解体再考を求める署名を3カ月で約5万人分集めて提出。複数の専門家の意見をもとに「大地震でも建物全体が倒壊する危険は想定されず、再生に向けた協議に応じる時間はある」と主張したが、「一日も早い安全確保が急がれる」とする県との間で平行線が続く。

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ついに解体工事費の支出差し止めを求める住民訴訟に踏み切った長田さん。それでも今年4月、県は解体工事に着手した。裁判でも争点となった「倒壊の危険性」は本当にあるのか?そして、“針路を変えない”行政側の背景とは?
全国的に「戦後モダニズム建築」の解体が相次ぐ中、香川の事例から学ぶべきことを考える。

ナレーション

内田 有紀

内田 有紀(うちだ ゆき)

1975年11月16日生まれ。東京都出身。
1992年、TVドラマ「その時、ハートは盗まれた」で俳優デビュー。94年「時をかける少女」で初主演を果たす。以後、ドラマ・映画を中心に活動。
主な出演作として「ラストノート」「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズ、「最後から二番目の恋」、「連続ドラマW 華麗なる一族」、連続テレビ小説「まんぷく」、「劇映画 孤独のグルメ」、「クワイエットルームにようこそ」など。
2024年、ドラマ「燕は戻ってこない」にて東京ドラマアウォード助演女優賞受賞。