食の宝をめぐって未来のバラ寿司にチャレンジ!≪じぶんで考える食の学校≫

ひろがる晴寿司・バラ寿司の輪

いちごやみかんが乗った、カラフル晴寿司

2024.1.20 岡山県岡山市 岡ちゃんち
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「Happy Anniversary」の文字とともに、にぎやかに装飾された室内。ちょうどこの日は、子ども食堂「岡ちゃんち」の6周年記念でした。そんな節目の日に集まった子どもたちみんなで晴寿司を味わいました。

まずはみんなで動画を視聴。動画のなかでみんなの興味を引いたのは、里海米でした。「みんなが食べた後の牡蠣の殻が、お米を作る肥料になっているんだよ」というナレーションを聞いて、会場から一斉に「へぇー!」「そうなんだ」「知らなかった」と驚きの声が上がっていました。

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動画を見た後は、お楽しみの食事タイム。会場に集まった子どもたちと、晴寿司の準備を手伝ってくれた高校生や大学生のボランティアスタッフ、そして数人の保護者もみんな一緒にテーブルを囲みます。子どもたちからは「おいしくて残さず食べたよ」「酢飯も酢魚もおいしかったけど、フルーツは別に食べたいかな」などさまざまな感想が聞かれました。

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なかには「お寿司=握り寿司」というイメージを持っている子も。外食で握り寿司を食べる機会が増えた一方で、家庭などで晴寿司を食べる機会が減り、「お寿司」という言葉から晴寿司をイメージしにくくなっているのかもしれません。今回のイベントが、子どもたちが「お寿司=晴寿司」というイメージも持つきっかけになればと思います。