番組審議会Corporate Profile
第502回 瀬戸内海放送番組審議会
-
開催日
- 2020年5月15日(金)
-
内容
-
報告事項
4月度視聴者応答状況、2019年10月から2020年3月の放送番組種別について、その他
審議テーマ『KSBスーパーJチャンネル』
-
報告事項
-
出席委員
-
< レポート出席委員 > - 尾﨑 勝 委員長
- 田代 健 副委員長
- 藤原 加奈 委員
- 磯打 千雅子 委員
- 野﨑 泰彦 委員
- 徳永 夕子 委員
- 桝井 政則 委員
- 西崎 明文 委員
-
-
主な意見
-
『KSBスーパーJチャンネル』
- 松木アナウンサーの解説コーナーは、解説内容そのものに問題は無いと思うが、病床が不足するという説明が、比較の仕方に余りに差異がありすぎて分かりにくかった。また、コメンテーターへの問いかけの内容があたり前すぎて必要性に疑問を持った。今後、上手にコメントを引き出す問いかけが求められると感じた。
- 天気予報は、生活密着情報ということで地域ごとに細かい内容で、季節柄、チューリップ、桜その他の花の背景が壮大で見事だった。地域の生活に身近な情報番組にするという狙いはよく伝わってきた。
- 松木アナウンサーの解説コーナーは、岡山や高松での医療体制について図も使いながら分かり易く説明されていて、非常に為になった。コメンテーターの方々は様々な業界で活躍されている方ばかりなので、それぞれが得意とされている内容を様々な視点で深く掘り下げてお話し頂けると更によかったと感じた。
- 「地元にグッと 暮らしにフィット!」のスローガンの通り、岡山香川に限定したニュース番組として分かりやすい番組だった。コロナウイルス関連の話題が大半を占めているのは視聴者の求めるニーズかもしれないが、逆に不安を煽るような放送にもなりかねないため、今後は内容があまり偏らないようバランスの良い構成になる事を期待したい。
- 番組全体として時節柄、殆どがコロナ感染関係となったが、冷静に事実を伝える内容は好ましく、こうした姿勢を保ちつつ、できればもう少し深掘りした情報を期待したいと感じた。
東京からリモート参加された犬養氏のコメントから、東京と香川との地域差が伝わりコメンテーターの出演には意義があった。 - 多様な視点を反映させることを目的に、コメンテーターの出演を取り込んだ点は非常によかった。しかし、今回のテーマには、コメンテーターに対する投げかけが非常に難しかったのか、目的にそぐわない感覚をうけた。何をもって「多様」ととらえるか、その多様はどのような目的で確保されなければならないのかを今一度考える必要があると感じた。
- コメンテーターの起用は、狙いである「多様な視点を反映させること」にかなっている。キャスターは番組の進行上、視聴者が感じる素朴な疑問を口にできないことも多いが、コメンテーターを交えることで視聴者が共感する機会が増えると感じた。
- リニューアルの狙いが十分感じられる番組構成になっており、今回起用されたMCのコメントや解説は非常に分かりやすく、また冷静で落ち着いた印象を受けとても好感がもてた。天気予報のコーナーが2回あり、2回目は1回目よりも詳しい内容のようだったが、1回目の天気予報とどう違うのかよくわからなかった
以上
-
『KSBスーパーJチャンネル』