番組審議会Corporate Profile
第492回 瀬戸内海放送番組審議会
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開催日
- 2019年5月22日(水) 午後3時~午後4時
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内容
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報告事項
4月度視聴者応答状況、その他
審議テーマ『ゲツナナ「みんな並んだ!?平成グルメ☆トラベラー」』
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報告事項
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出席委員
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< 出席委員 > < レポート出席委員 > - 尾﨑 勝 委員長
- 田代 健 副委員長
- 藤原 加奈 委員
- 野﨑 泰彦 委員
- 徳永 夕子 委員
- 桝井 政則 委員
- 磯打 千雅子 委員
- 中村 進 委員
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主な意見
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『ゲツナナ「みんな並んだ!?平成グルメ☆トラベラー」』
- 放送時期が4月終盤で、平成を振返るタイミングとして良かった。嘉門タツオさんがガイドをされており、紹介の様子は軽快で替歌も面白く平成を振返るにあたり、良い人選であった。
- 番組を視聴し、伝統や歴史を守りつつ、新しい時代に合わせた変化にも対応することが成功する秘訣なのかと感じた。うどんブームの背景について、グラフや数値などの客観的なデータをもう少し詳しく知れると良かった。
- 番組のリズム、構成編集も良く、様々な形で平成の食を楽しんできたということが良く分かり、見やすい番組だった。行列に並んだ側の思いや声を番組に反映すると、番組構成がさらに良くなったのではないか。
- 岡山香川の地元のお店を取り上げ、平成を食の観点から振返るという点は興味深かった。平成の時代の変化と食の変化の内容があまり連動されておらず、平成ならではの食の変化を象徴する店を取り上げても良かったのではと感じた。
- 食の番組は見ていて楽しいが、外食産業や食を通じてだけではなく、他の側面・観点からも平成の30年間という時代を掘り下げる番組を制作しても良かったのではないか。
- 番組の題材は良かったと思うが、登場した店の紹介方法や構成に一貫性が無かった。何を視聴者に伝えたいかを明確にし、構成することでもっと見やすい番組になったのではないか。
- 全体的に単なるグルメ番組ではなく、香川・岡山のご当地感満載で、平成をグルメで振り返ることで自分の人生の分岐点も良くわかり、楽しく見ることができた。
- 即興替え歌の帝王嘉門タツオさんのキャラと技と食のコメント力を活かし、全体として、軽妙で、テンポ感のある楽しい娯楽番組に仕上がっていた。ブームも活用しながら伝統を守る工夫、島の定住といった地域振興と食の関わりといった深みのあるテーマを、もう少し深掘りすれば、さらに立体的な娯楽番組になったのではと感じた。
以上
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『ゲツナナ「みんな並んだ!?平成グルメ☆トラベラー」』