番組審議会Corporate Profile
第479回 瀬戸内海放送番組審議会
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開催日
- 2018年2月16日(金) 午後3時~午後4時
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内容
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報告事項
12月・1月度視聴者応答状況、その他
審議テーマ『ヒルペコ』
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報告事項
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出席委員
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< 出席委員 > < レポート出席委員 > - 尾﨑 勝委員
- 田代 健委員
- 藤原 加奈委員
- 磯打 千雅子委員
- 野﨑 泰彦委員
- 中村 進委員
- 君島 浩委員
- 伊賀 三千廣委員長
- 前田 宗一委員
- 徳永 夕子委員
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主な意見
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『ヒルペコ』
- 食材や地域に密着した店に着目している点が面白く、他のグルメ番組と差別化できるテーマ設定、切り口を持っているので県内外の視聴者に届くコンテンツだと思った。お店紹介もテンポよく入っており、料理人の想いを伝えようとする姿勢が伝わってきた。
- 多忙な毎日の中でも、ランチに時間を使うことや、健康面などを見直すきっかけになった。見た目も綺麗でかわいらしく、気持ちが上がる番組だった。デジタルの方は、検索機能の使い勝手がよくないと感じた。
- 単なる外食店の紹介に留まらず、レシピ紹介などもあり、家族そろって見られる番組だった。すっきりした番組構成に好感が持て、夜中に放送しているのがもったいないと思った。
- 番組は進化している気がしたが、反面、外食率を上げ、街を元気にするという企画意図と少しずれてきたように思う。もっと生産者の声を拾うなどした方がよいと感じた。
- 地域に根ざした人を取り上げ、ローカル局が作る番組としての特性を活かしている。「ランチに革命を起こす」という言葉の意図がわかりづらく、統計データの信憑性もやや気になった。
- 実生活でランチ選びの参考にしている。おいしいだけでなく、健康面でも役立つ情報があったのでお得感があったし、カブをかじる音などシズル感もあった。野菜摂取量アップと生産者の努力との因果関係など、データの使い方にはやや疑問が残った。
- 冒頭からテンポよくお店を紹介している。その遊びを、本編との繋がりにももっと生かせるのではないか。お店紹介部分では、厨房や料理を差し出すシーンなど、料理番組ならではの清潔感、美しさを追求してほしい。
- 「野菜嫌いをなくそう」というサブタイトルには吸引力があった。料理人のきめ細やかな工夫や、野菜ソムリエによる調理のコツなど、有益な情報を得られた。香川県の野菜嫌いが改善していることについての分析や解説がほしかった。
- 地元を取り上げつつも田舎っぽくなく、タイトルキャプション、カメラワーク、色使いなど、若いセンスに感心している。登場するのは一般の人なので、わざとらしくならないようしっかり人選してほしい。
- テレビで1度見るだけで終わるのはもったいないと感じさせる番組構成だった。ヒルペコデジタル版や話題のSNSとの連動がわかりやすく、視聴者それぞれの興味の対象に上手く繋げることで番組ファンを増やすという新しい取組みが興味深かった。
以上
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『ヒルペコ』