番組審議会Corporate Profile
第356回 瀬戸内海放送番組審議会
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開催日
- 2005年9月13日(火) 午後3時~午後4時
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内容
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報告事項
(1)10月番組審議会代表者会議開催について (2)第11回PROGRESS賞審査状況について (3)8月度視聴者応答状況、その他
審議番組
『悲劇を繰り返すな!~台風…その時何をすべきか~』
平成17年8月20日(土)9:30~10:25
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報告事項
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出席委員
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< 出席委員 > - 久米川 啓委員長
- 八十川睦夫副委員長
- 石井清裕委員
- 泉 雅文委員
- 大村俊介委員
- 古賀良隆委員
- 中野裕也委員
- 長谷川桂子委員
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主な意見
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『悲劇を繰り返すな!~台風…その時何をすべきか~』
平成17年8月20日(土)9:30~10:25- 台風時期の前にした放送であり、改めて防災の重要性を思い返すきっかけとして非常にタイムリーであったが、こういう番組を通じて、市民の意識が非常にいい意味で変わっていくことが必要である。
- 集中豪雨・避難勧告・土砂災害・危険箇所など、一塊ごとに非常に整理されており、降雨体験やデータの提示などの活用により、論理的に非常に受け入れやすく、説得力のある内容だった。
- 個人として何ができるか何を準備すべきか、あるいは地域、最終的には行政として何をすべきかというなことが捉えられており、行政と住民がもっと同一の情報をしっかり持つべきだとか、リスクを恐れず早めの勧告・行動をとる、といった結論づけもされた構成であり、非常に分かりやすかった。
- コマーシャルと番組内容が非常に近く、敷居が低い点が気になった。
- 災害は忘れないようにすることが大切であり、心構えとして非常によい警報番組であったが、番組解説にある"いざという時に役立つ"という点でいうと、あまりパワーを感じなかった。
- この類の番組で見かける自治体の糾弾とか自治体の責任論とかに傾斜せず、コミュニティーという形で問題を浮き彫りにされたということは非常に公正な内容であったと評価できる。
- 番組は全体を通して香川が主となっており、地域住民の危機意識や防災意識を高める番組であればなおさら、香川・岡山両県のバランスをもっと取るべきである。
以上
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『悲劇を繰り返すな!~台風…その時何をすべきか~』