番組審議会Corporate Profile
第350回 瀬戸内海放送番組審議会
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開催日
- 2005年2月8日(火) 午後3時~午後4時
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内容
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報告事項
1月度視聴者応答状況、その他
審議番組
『素敵な宇宙船地球号 里山いのちの物語~野生動物病院の180日~』
平成17年1月23日 23:00~23:30
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報告事項
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出席委員
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< 出席委員 > < レポート出席委員 > - 久米川 啓委員長
- 江尻博子委員
- 中野裕也委員
- 千葉 昭委員
- 谷北陽一委員
- 石井清裕委員
- 長谷川桂子委員
- 池端忠司副委員長
- 泉 雅文委員
- 八十川睦夫委員
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主な意見
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『素敵な宇宙船地球号 里山いのちの物語~野生動物病院の180日~』
平成17年1月23日 23:00~23:30- 里山動物というキーワードを通しての番組構成は、動物との共存の仕方や環境問題を考えその重要性を再確認するには身近でわかりやすく、また入りやすいテーマではあった。
- 日曜23時の放送時間は青少年に見せるには少々遅い。
- 視聴者に対する問題定義もしっかりされていてよかった。
- 里山が見直されている時期でもありタイムリーな話題だと思った。
- 「里山からなじみの野生動物が消えたとき、それは次に人間が消えるということを意味している。」コメントに説得力を感じた。
- 視聴者に野生動物病院においての「死」の現実を突きつけてみせるのはNHKの里山番組とは違った視点の番組だった。
- このテレビは自然と人間との動物の共存をしっかり見せている番組で、天使の心になれる番組であった。
- ナレーションやコメントがこの番組の意図に非常に合っていたと思う。室井さんの落ち着いた語り口のナレーションが非常に聞き取りやすかった。
- 映像による紹介が非常に分かりやすかった。
- 野生動物を救ったり、野生動物を傷つけたり駆除したりというのも、人間の自己満足やエゴにすぎないと思った。
- 番組タイトルの「素敵な宇宙船地球号」はすごくいいと思う。
- エンディングテーマソングの加藤登紀子さんの歌はいい印象を持った。
- トヨタグループが社会的責任活動、社会的責任の実践活動の一環としてテレビ朝日と連携をして番組作りに取り組んでいることは大変高く評価できる。
- 青少年に見てもらいたい番組としては放送時間が遅い。
- 民放が環境問題と取り上げることは社会的責任において大事なことである。そのうえで、この番組のように動物を取り上げて視聴率を狙うのはいい切り口と思う。
- 30分番組だと、問題提起だけに終わってしまうが、もう一歩、踏み込んだ番組作りを期待する。
以上
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『素敵な宇宙船地球号 里山いのちの物語~野生動物病院の180日~』