テレメンタリースペシャル「新しい日常と生きていく」

KSB放送日時
12月28日(月) ごご1時45分

※この番組は終了しました。

番組内容

世界中に感染が拡大した新型コロナウィルスによって、2020年は人々の生活スタイルが一変した年でした。仕事の仕方、余暇の過ごし方、人との関わりあい方...。コロナ禍、そしてウィズコロナの世界でのニューノーマルは一過性のものではなく、かつての日常が戻ってくることはありません。そして、新型コロナウィルスは、新しい常識に適応しない人間を吊るし上げ、攻撃する「人間の不寛容さ」も浮き彫りにしました。

これまでの「当たり前」が崩壊した時、私たちは新しい日常とともに、これからどう生きていき、豊かさを取り戻していくのでしょうか?
コロナに限らず、身の回りに起こった様々な変化と向き合い、戦い、切り開いていった人々の物語から答えを探していきます。

テレメンタリーで2020年に放送された各局が制作したドキュメンタリーから選んだ5つの作品を再編集・再取材の上放送します。

【ナレーター】
 眞島秀和、久保田直子(テレビ朝日アナウンサー)

【収録作品】
「全力!青春ダンス~部活とコロナの300日~」(メ~テレ制作)
「還暦で歩む医師の道」(ABA制作)
「歌舞伎町 最後のキャバレー」(テレビ朝日制作)
「エースの手 ~障害者野球 唯一無二のグラブ~」(KSB制作)
「おっぱい2つとってみた~46歳両側乳がん~」(HTB制作)

ナレーションを担当する眞島秀和さん

「エースの手 ~障害者野球 唯一無二のグラブ~」(KSB制作)

手足などに障害がある選手がプレーする身体障害者野球。岡山県の早嶋健太選手(25)は、生まれつき左手首から先がありません。それでも世界大会でMVPに輝き「日本のエース」と呼ばれています。しかし、健常者用のグラブを無理に使い続けたことで右肘を故障し、去年、手術を受けました。そんなとき、早嶋選手の手に合わせた障害者用グラブ作りが始まりました。企画したのは高校球児。グラブ職人と試行錯誤しながら唯一無二のグラブ作りが進みました。

今年6月の放送のダイジェスト版に加え、新たなグラブを手にした早嶋選手の変化や、高校球児との交流のその後を取材。新たなグラブ作りの動きも始まっていました。