郷土の食を晴寿司にしてみんなで堪能！

「やまてっこひだまりカフェ」は、民生委員や大学生など地域のボランティアを中心に、月に1度行われている子ども食堂です。
朝から調理ボランティアの方が長机いっぱいに並ぶほどの晴寿司を準備。「お寿司は作りなれています」と言いながら、テキパキと手際よく盛り付けました。にんじんは花形、いちごやみかんも可愛くのせて、子どもたちが食べたくなるような工夫もされていました。

参加したのは山手地区の小学校1～6年生とその家族。晴寿司を食べる前には「食育動画を見る」というミッションが与えられました。
代表の市村みみこさんは、「私たちは農業や漁業の人と直接会っているわけではないけれど、その人たちが関わった食べ物をいただいています。みんなどこかでつながっていることを覚えていてください。」と子どもたちに語り、「いつもは地域のつながりの場として活動しているけれど、今日は“共食”の場としてみんなで食べましょう！」と呼び掛けました。

ボランティアさんの愛情がこもった晴寿司は子どもたちに大好評！一口食べて、「うまっ！」と驚いていました。
好きな具材を最後にとっておく人、黙々と塩ゆでガラエビの殻向きをしている人…いろいろな食べ方が見られるのも共食ならではの風景です。

作った人の思いや一緒に食べる人のこと、いろいろな人とのつながりを考えながら楽しく食事をする時間になりました。