番組審議会Corporate Profile
第550回 瀬戸内海放送番組審議会
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開催日
- 2025年3月5日(水) 午後3時~午後4時
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内容
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報告事項
1月度 視聴者応答状況、その他
審議テーマ『ブエイさん106年目の里がえり』
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報告事項
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出席委員
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<出席委員>
- 犬養 拓 委員長
- 泉谷 麻紀子 副委員長
- 木下 幸治 委員
- 本田 晃子 委員
- 琴陵 泰裕 委員
- 香西 志帆 委員
<レポート出席委員>- 松尾 浩紀 委員
- 前島 洋平 委員
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主な意見
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『ブエイさん106年目の里がえり』
- 番組を通じて歴史を学び、自分たちの住む地域がどのように成り立ってきたのかを知ることができるのは、大きな意義がある。
- 能の「謡曲」を趣味にしていたことや、能に対する思いが強かったことから人間らしい側面を垣間見ることができ、ブエイさんに親近感がわく内容だった。
- 渋沢栄一さんの弔辞やブエイさんの言葉などを、当時の文体そのままで朗読していたが、内容を理解しやすくするために現代語で表現してもよかったのではないか。
- 真実一路さんのナレーションだけでそのまま番組が進行していくという構成が古臭く感じた。
- 能が趣味として紹介されていたが、急速に西洋化が進んだ明治時代において、単なる趣味ではなく日本文化のアイデンティティとして取り入れていたという時代背景をしっかり描写した方がよかった。
- お菓子の紹介を番組の頭に持ってきているのが、番組の全体感を損ねているようで残念な思いがした。
- 効果音の使い方が気になった。強調したいコメントに対して入れていたと思うが、誰に対するコメントなのか、効果音を区別して使った方が全体としてまとまるのでは。
- 番組タイトルの付け方が秀逸だった。ひらがな、カタカナ、漢字、数字のバランスがとても良い。タイトルと内容についても芯が通っていて、作り手の意図を感じた。
以上
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『ブエイさん106年目の里がえり』