番組審議会Corporate Profile
第473回 瀬戸内海放送番組審議会
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開催日
- 2017年6月23日(金) 午後3時~午後4時
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内容
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報告事項
5月度視聴者応答状況、その他
審議番組
「第33回四国こんぴら歌舞伎大芝居~こんなに面白い!歌舞伎のすすめ~」
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報告事項
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出席委員
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< 出席委員 > < レポート出席委員 > - 伊賀 三千廣委員長
- 尾﨑 勝委員
- 榊原 敬委員
- 磯打 千雅子委員
- 野﨑 泰彦委員
- 濱野 暢子委員
- 尾﨑 茂委員
- 田代 健委員
- 藤原 加奈委員
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主な意見
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『第33回四国こんぴら歌舞伎大芝居~こんなに面白い!歌舞伎のすすめ~』
- 歌舞伎の面白さが視聴者にきちんと伝わる分かりやすい番組であり、ここ数年の中では一番の秀作であった。
- 放送エリアに岡山県を含んでいるので、香川県に縁の深い平賀源内が題材となった最初の演目については、説明を加えた方が親切だった。
- 解説者の説明がわかりやすく、純粋に面白かった。地域における芝居小屋の文化的な位置づけについても今後、取り上げてもらいたいと感じた。
- 歌舞伎に対して馴染みがない方にターゲットを絞り、その目的に沿って番組を構成していた点で、際立って分かりやすく優れた番組だった。
- 初心者向けの番組ということで、入社2年目のアナウンサーを起用しつつ、ナレーションは落ち着いた雰囲気で、そのバランスもよかった。
- 初心者向けによくまとまった番組で楽しく見ることができたが、敷居を下げようとした結果、歌舞伎を日本版ミュージカルに喩えた点は、やや違和感があった。
- 伝統芸能の面白さ、役者の力、歴史ある金丸座の佇まいなど、さまざまな魅力が伝わってきて、歌舞伎に親しむ人の増加に貢献できる内容だった。
- 「歌舞技初心者が歌舞技の見方や面白さに目覚め、来年こんぴら歌舞技に行ってみたいと思うようになる」という番組制作目的を十分に果たした、興味深い番組だった。満足度が非常に高かった分、最後はもっとスケールが大きく、熱い想いが伝わるメッセージで番組を締めくくって欲しかった。
- 香川県で本格的な歌舞伎が見られるということを誇りに思える内容で、生の舞台はさぞ迫力があるだろうと、本物を見てみたいという気にさせられた。
以上
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『第33回四国こんぴら歌舞伎大芝居~こんなに面白い!歌舞伎のすすめ~』