番組審議会Corporate Profile
第382回 瀬戸内海放送番組審議会
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開催日
- 2008年4月3日(木) 午後3時~午後4時
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内容
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報告事項
2・3月度視聴者応答状況、その他
審議番組
テレメンタリー2008 「証拠が嘘をつく?!~高知白バイ衝突死」
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報告事項
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出席委員
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< 出席委員 > < レポート出席委員 > - 八十川睦夫委員長
- 泉 雅文委員
- 古市大蔵委員
- 長谷川桂子委員
- 松浦和夫委員
- 溝渕昌弘委員
- 佐藤卓志委員
- 石井清裕委員
- 永松和成委員
- 上塩浩子委員
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主な意見
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テレメンタリー2008 「証拠が嘘をつく?!~高知白バイ衝突死」
- 地元メディアに忌避される傾向がある案件に、勇気を持って切り込んだ報道姿勢は大きな評価に値する
- 裁判員制度導入を来年に控えた今、改めて制度について考えさせられる非常によい時期の放送であった。
- 報道という中立の立場を保つため「なぜバスは業務上過失を問われたのか」という観点においての事実検証がもう少し必要であった。
- 警察に対する取材方法に疑問が残る点があった。正式に取材申し込みをしても応じない可能性は大きいが、それでも正面から向かう必要があった。
- ラストカットの結婚式のシーンが番組全体のトーンにそぐわなかった。裁判で戦う側面と日常の側面を対比させるならば、冒頭で使用したほうが効果的だったのでは。
- タイトルで「嘘」だと最初に表記してしまうのではなく、番組内で事実を積み重ねた結果「嘘」だということが導かれるという構成をとったほうが番組として得策だったのでは。
- 今後も追跡意義のある番組であり、最高裁の結果を含め継続的な取材を望む。
以上
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テレメンタリー2008 「証拠が嘘をつく?!~高知白バイ衝突死」