番組審議会Corporate Profile
第375回 瀬戸内海放送番組審議会
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開催日
- 2007年7月10日(火) 午後3時~午後4時
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内容
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報告事項
6月度視聴者応答状況、その他
審議番組
「36ホールの奇跡~世界最年少優勝 石川遼・15歳~」
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報告事項
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出席委員
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< 出席委員 > - 久米川 啓委員長
- 八十川睦夫副委員長
- 石井清裕委員
- 泉 雅文委員
- 永松和成委員
- 長谷川桂子委員
- 松浦和夫委員
- 溝渕昌弘委員
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主な意見
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「36ホールの奇跡~世界最年少優勝 石川遼・15歳~」
- 世間で話題となっている中、非常にタイムリーな番組であった。ともすればワイドショー的な要素が混入しがちだが、終始ゴルフの内容に徹底し制作していたところが好印象であった。
- キャディの塘田さんをはじめ、テレビ解説者やラウンドレポーターの状況説明など、ツアー当日のできごとが事細かに表現されており、ゴルフ中継を見られなかった人も楽しめる内容であった。
- 高校生のプロツアー優勝という結果はKSBにとって、幸運に恵まれただけの出来事だが、このビッグチャンスを最大限に活かすため、石川選手中心の映像素材収集に切り替えた機動力と番組制作に至るまでの努力は評価に値する。
- ツアー日程が変更となった中、番組の要所々でいつの出来事なのかわかりにくい部分があった。
- 番組の締めが一緒に写真を撮った少女のエピソードであったことに違和感を覚えた。特に冷静さを失った母親の態度は、番組全体のトーンを乱す異質な印象に映った。興奮状態にある一般人を好奇にさらす危険性も否めない。マスコミ側が配慮すべきだったのでは。
- ゴルフ中継やニュースの報道ではわからない、この番組で初めて判明するプレーの解説や石川選手の強さの秘訣のようなものがあれば尚よかった。
- 今回の事実を一過性のものとしてではなく、今後も石川選手を追い続け一人のスポーツマンとして見守り続けてほしい。
以上
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「36ホールの奇跡~世界最年少優勝 石川遼・15歳~」