番組審議会Corporate Profile

第363回 瀬戸内海放送番組審議会

  • 開催日

    • 2006年5月9日(火) 午後3時~午後4時
  • 内容

    • 報告事項
      (1)4月度視聴者応答状況、その他  (2)第70回系列番組審議会委員代表者会議テーマについて
      審議番組
      番組審議なし
  • 出席委員

    • < 出席委員 > < レポート出席委員 >
      • 久米川 啓委員長
      • 八十川睦夫副委員長
      • 泉 雅文委員
      • 大村俊介委員
      • 古賀良隆委員
      • 中野裕也委員
      • 古市大蔵委員
      • 長谷川桂子委員
  • 主な意見

    • 【通信・放送の融合に向けてテレビがいま取り組みを求められている問題はなにか】
      • 通信の発達により通信と放送の垣根は失われ、それらが融合に向かうのは時代の流れであり、積極的に進めてゆくべきである。
      • 放送業界は今まで、放送法などの規制の中で守られてきた経緯があり、いわゆる既得権の中で成長してきた業界のように思われる。今回のような問題に於いて放送側は「今まで行ってきたような社会的役割が果たせなくなる」といった論調であるが、民間放送の社会的役割の成果を考えたとき、局側と国民のレベルには相当大きな隔たりがある。
      • 放送業界はいわゆる既得権の固持にこだわらず、本来放送のあるべき姿を考え、いかに本質の高い正確な番組を流すかに取り組むべきである。スポンサーや視聴者に媚びることなく良質な番組作りに取り組んでいれば、通信であろうが、他の媒体であろうが恐れることはない。一時的な視聴率が得られても、質の悪い、不正確な番組を流していれば、放送でも通信でも生き残ることはない。
      • この点において、最近報道番組や、健康に関する特集番組で記者や番組制作者の取材力の貧困さ、情報の裏づけ不足、勉強不足が甚だしく、見るに耐えない番組が目立つ。
      • 放送と通信の融合について、著作権の問題は重要だが、その問題はたいしたことではなく、放送局の使命という原点に立ち返れば視聴者はついてくるし国民の支持も得られる。

      以上