丸亀で飲みたい！飲食店ガイドマップ「まるのみ」で巡る人気飲食店　香川

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今回は、丸亀市を盛り上げようと発行されたガイドマップを手に、飲食店を訪れました。

世界初の○○○ビール　―MIROC BREWERY（丸亀市北平山町）

丸亀駅から歩いて10分の場所にある「MIROC BREWERY（ミロクブルワリー）」。イギリスのパブをイメージした店内にはこだわりが…

（ミロクブルワリー／岩城知明　代表）
「もともと造船業に携わっていたこともあって、船をイメージしたパーツを散りばめてますね」

お店の売りは、ずらりと並んだビール瓶！
今まで開発したオリジナルビールは20種類以上。併設された工場で個性的なビールを独自に開発しています。

今、お店で味わえるのは7種類。店長のイチオシを注いでもらいました。

（ミロクブルワリー／岩城知明　代表）
「IPAというホップの香りが効いたビールなんですけども、原料にさぬきうどんを使っております」

使っているのは三豊市のうどん店で作られたもの。世界初の「うどんビール」だそうです。

料理は、地元の食材をふんだんに使ったメニューが楽しめます。
アヒージョのバゲットは、ビールの酵母で発酵させたこの店ならではのもの。

瀧川アナ「このガイドマップを見て来たんですけど」
岩城さん「飲食店がすごく落ち込んだので、それを盛り上げていただける取り組みとしては　すごくありがたく感じています」

「丸亀で飲みたい」略して「まるのみ」

ミロクブルワリーも紹介されているガイドマップ。テーマは「丸亀で飲みたい」略して「まるのみ」です。

丸亀市中心部にある19の飲食店が載っていて、人気メニューはもちろん店長のプロフィールも紹介されています。
5月に約6000部がつくられ、丸亀市の宿泊施設などで無料で配られています。制作したのは「まるがめ世話やき隊」です。

（まるがめ世話やき隊／紀伊孝彦　代表）
「丸亀通町商店街を中心に、丸亀の街を元気にしようと仲間たちで集まった団体で、地元の飲食店も元気になってもらいたいというところで今回マップを制作させていただきました」

メンバーは会社員や銀行員など丸亀市で働いている人たち。ちなみに代表の紀伊さんは不動産会社に勤めています。今回ガイドマップを作ったのは丸亀市の「ある変化」が理由だそうで…

「丸亀中心部で新たにホテルが開業していまして、ホテルに宿泊されたお客さまたちに楽しんでもらおうと　マップを作りました」

ここ2年でJR丸亀駅の近くに2つのホテルが完成。
紀伊さんたちは新型コロナ禍の中でも「丸亀市で夜を過ごす人が増えている」と感じたそうです。

「夜型観光ではないですけど、『丸亀で飲みたい』というキーワードで、丸亀の街をもっと元気にしていきたいと思いました。『まるのみ』というキーワードを中心に、丸亀の街にもいろんな飲食店に出店してもらいたいと思っています」

手づかみでワイルドに！　―WILD FINGER SOS（丸亀市大手町）

続いて、ガイドマップを手に訪れたのは、丸亀市大手町の「WILD FINGER SOS」。
「漂流」がテーマだというこのお店の定番メニューは…

（WILD FINGER SOS／長田浩志さん）
「お皿もないので、漂流した形で『手づかみで食べる』がこのお店のコンセプトです」

エビ、カニ、ムール貝など6種類の魚介類をお酒がすすむピリ辛のケイジャンソースに絡めた「ウィルソンコンボ」です。

また、溶けたチーズにジューシーなチキンを付けて食べる「UFOチキン」も最近、若い世代を中心に人気だそうです。

こちらのお店ではガイドマップの効果を実感しているようです。

（WILD FINGER SOS／長田浩志さん）
「こちらのガイドマップを見て来てくださった方やサラリーマンの方もいらっしゃったりして、すごく店的に助かっています。前のような活気づいた丸亀になってほしいなって思いますね」

「まるのみ」第3弾は、日本酒と骨付鳥が楽しめるお店を紹介する予定だということです。