西粟倉村の新スポット「BASE 101%」で地元の食を楽しむ 岡山
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西粟倉村にオープンした複合施設で、イチゴやソフトクリームなど地元の食を楽しみます!
人口1400人、鳥取県と兵庫県の県境に位置する西粟倉村は村の面積の約93%が森林。
村役場にも地元の木材がふんだんに使われています。
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地場産業の林業を生かして…木くずから育てたイチゴ
3月18日にオープンした西粟倉村の複合施設「BASE 101%」
この時期楽しめるのがイチゴ摘み。紅ほっぺや恋みのりなど5種類のイチゴを楽しめます。
施設を運営しているのは木材加工などを行う「西粟倉 森の学校」
イチゴを栽培していくうえで欠かせない「土(培土)」にこの地域ならではのこだわりがあると責任者は語ります。
「今のイチゴ栽培のメインは(ヤシの繊維でできた)ヤシガラ(培土)を使うこと。
この1400人の村で我々がヤシガラを使ってやる理由があるのかというとそこには疑問があったので、この地域にある素材を生かし森から生まれるイチゴを作りたくて、今育てています」
来場者はイチゴを味見して好きなものを箱に入れて購入します。イチゴ摘みは予約制で、値段は1パック1000円から。5月8日まで楽しめるということです。
地元で生産されている牛乳で作ったソフトクリーム
イチゴのハウスのとなりには併設されたカフェ楽しめるのは、、村の牛乳を使ったソフトクリーム。
使われているミルクは全て、西粟倉村の酪農家 白岩秀之さんが搾ったもの。白岩さんによりますと、これまでは全て酪農組合に卸していたようです。
「私も、地元で生産されてる牛乳を使ってもらえるのは大変うれしい」
地元産のジビエ料理や端材マーケットも
この施設では、他にも地元産のジビエ料理を楽しめるほか、木材を加工する過程で出た端材を購入することもできます。
「暖かい季節になったので、どこかに行く途中とかここを目的にしていただけるように我々もやっています。自然豊かな場所なので、ただおいしいものを食べて終わりではなく、その背景や体験を通してここでしかできないものを味わってもらいたいです」