番組審議会Corporate Profile

第336回 瀬戸内海放送番組審議会

  • 開催日

    • 2003年9月9日(火) 午後3時~午後4時
  • 内容

    • 報告事項
      (1)2003年夏の高校野球報告  (2)審議番組:「サンデープレゼント 田原総一朗スペシャル 終戦特集」  (3)8月の視聴者応答状況、その他
      審議番組
      「サンデープレゼント 田原総一朗スペシャル 終戦特集」
      平成15年8月10日(日)14:00~15:25

  • 出席委員

    • < 出席委員 >
      • 前場重信委員長
      • 石津英雄副委員長
      • 中山千晶委員
      • 中村晄三委員
      • 吉田莞爾委員
      • 高濱 孝委員
      • 久米川 啓委員
      • 江尻博子委員
      • 大阿久 修委員
  • 主な意見

    • 「サンデープレゼント 田原総一朗スペシャル 終戦特集」
      平成15年8月10日(日)14:00~15:25
      • 国際社会の変化の中でもはやなし崩し的な解釈ではすまなくなった憲法のありようを多角的に論ずるタイムリーな企画であった。
      • VTRとスタジオ討論の構成だったが論客が大勢出演していたのでもう少しスタジオに比重を置いてもよかったのでは。
      • 番組は『日本が敗北を抱きしめて』のVTRからスタートしたが、現在多くの国民は戦争の記憶を持っておらず、説明のナレーションが表面的だったことなどから制作者の意図が十分発揮されていなかった。過去を十分に検証できたか疑問が残る。
      • 憲法9条の解釈問題から有事立法の成立、イラクの自衛隊派遣。外部環境と日本の立場がきっちりと整理され、さて今後我が国の進むべき道は?と問い掛けている。自衛という視点でとらえるか、国際貢献で見るのかによっても大きく変ってくると思う。
      • 戦後日本の安保とか防衛、外交問題をおさらいする意味では興味深かった。国際貢献も広い意味での自衛であり旧来的な国土を守るという自衛と概念そのものが変っている。自衛隊に関しても存在そのものを認めるかなくすのかそろそろはっきりさせなければいけない時期。
      • 戦争特集というといつも記録映画とか戦争の悲惨さを強調したような番組が多かったが今回は防衛問題を正面から考える番組で興味深い。

      以上