活動報告
 
2021年度 助成交付・表彰式
 
昨年に引き続き、今年も新型コロナウイルス感染リスクを避ける為に、
表彰式は執り行わず、該当者の活動場所へ出向き
大賞1団体、特別賞3団体を表彰し、助成金を授与させていただきました。
 
環境美化大賞
有明浜の海浜植物を観察する会
1982年から活動を開始し、瀬戸内海最大規模の海浜植物群落がある観音寺市の有明浜で、海浜植物の保護や清掃活動に取り組んでいる。会員は約60名。月一回のペースで、観察会や講演会を行う等、生物多様性保護の普及啓発活動も行っている。活動の成果として、アサギマダラという長距離を移動する希少種の蝶が有明浜や伊吹島で生息するようになった。アサギマダラが好むフジバカマを栽培し続けてきた結果であり、今では約200匹のアサギマダラを観察できるまでになった。観察する会ではさらに多くの生物を有明浜に呼び込めるようにする方針。このように観察する会では、貴重な海浜植物群落の保護や景観を損なう海ごみの清掃活動に努めるなど、幅広い活動を通じて市民の間に自然への理解がより浸透するように貢献してきた。

環境美化特別賞
宇治田昌幸さん
2003年5月頃より丸亀市飯山町上法軍寺の「大束川」沿いの堤防(両岸約500m)における伐採、草刈りを1ヶ月に2回程度、自主的に継続して行っている。二級河川である大束川での清掃活動は、地域住民から感謝されている。

環境美化特別賞
明見公園愛護会
約46年前から、自治会及び有志の人たちが、芝刈り機及び草刈り機を使って高松市明見公園の清掃活動を積極的に続けており、周囲の道から公園全体が見渡せるよう環境美化に努めている。

環境美化特別賞
石田雄士さん
長年ボランティアで扇町西公園など高松市扇町一帯の道路等の清掃を積極的に続けている。「二丁目地区花いっぱい運動」では、地区全体の道路のプランター管理を行い、道行く人にやすらぎを与える等、環境美化に貢献している。