活動報告
 
2024年度 児童・生徒環境美化絵画・イラスト展
 
香川県内の小中学生を対象に、環境美化を訴える絵画・イラストを募集。
2024年度の応募数は、小学生 72点、中学生 22点の合計 94点でした。
 
入選作品の紹介
 
香川県知事賞


緑豊かな公園の中でゴミを拾う女の子が印象的です。
様々な緑の色彩が自然の豊かさを感じさせ、文字や女の子のピンクがさらに緑を輝かせている、色彩の美しい作品です。
筆のタッチの工夫も目を引き、私たちにこの緑豊かな公園を美しく保っていこうと思わせる力があります。

高松市長賞


グレーのモノトーンのグラデーションの背景に白く縦長の人々、下側には赤い缶と黄と黒の文字
独創的な発想と色彩配置、構図が魅力的な作品です。

香川県教育長賞


「君たちの手で 守ろう 海を」の呼びかけの通り、具体的に大きく青い海で活き活きと泳ぐ大きな亀や、クジラやエイ 群れを成して泳ぐ小魚…、透明感のある岩場の様子などが見事に描かれている。
そして波打ち際の砂浜では、親子でゴミ拾いに励む姿がていねいに描かれていて、いいメッセージになっている。

高松市教育長賞


有名になった観光地、干潟に立ち、夕日をバックに潮だまりに映るシルエットに魅せられて「ちょっと一枚」とスナップを撮る多くの人たち。
「ちょっと見てよ足元を」とマナーを促すメッセージが込められている。

財団理事長賞

海を汚さないでと怒っている少女の顔、ポーズが見る人にゴミを捨てないでと強く訴えかけています。
画面の所々に描かれた怒った生物の表情にも工夫が見られます。
主題、背景共に曲線の使い方が大胆で優れています。

奨励賞 奨励賞


庭に来る二羽の小鳥を、カラフルなクレパスで模様を入れたり、目を大きくしたりと、表現に工夫が見られ、小鳥に対する愛情が伝わってくる作品です。画面全体は水彩絵の具をにじませながら、明るい緑に統一して、まとまりがあります。


山の樹木が切り倒され、野生動物などの居場所がどんどん減ってきている。人の営みと自然環境のバランスが問われていることを考えさせられる作品です。

奨励賞

スマホを画面いっぱいに描き、日没間近の海でイルカがジャンプする一瞬をとらえ、清々しい印象に表わされている。そんな昔とは対照的な姿が周辺に配されていて、空き缶やブイやマスクなど身近で見られるもので、環境について反省を促している作品です。

佳作 佳作


アニメ風に制作されたポスターです。二人の人物の表情が画面全体の雰囲気を優しく作り上げています。
茶色や緑の輪郭線の使い方、水の濃淡を駆使した彩色技術も優れています。


画面上部に竜宮城を美しく描き、深い海の底近くで泳ぐウミガメや青いクラゲがリアルに表わされている。
そして、そのウミガメの目に大きな涙が…。浮遊するビニール袋やゴミが「残念だ」と静かに叫んでいるように思われる。

受賞者集合写真
表彰式の模様
2024年11月20日(水)瀬戸内海放送高松本社にて

なお、応募作品は下記の場所と日程で展示します。
◆ 展示1 :すべての応募作品
日程:2024年12月20日(金)〜2024年12月26日(木)
場所:瓦町FLAG 8階 市民交流プラザ(IKODE瓦町)
◆ 展示2 :受賞作品10作品
日程:2025年1月6日(月)〜2025年2月7日(金)
場所:与島パーキングエリア(与島プラザ)