財団の活動報告

2020年度　児童・生徒環境美化絵画・イラスト展

香川県内の小中学生を対象に、環境美化を訴える絵画・イラストを募集。
2020年度の応募数は、小学生113点、中学生146点の合計259点（過去最多）でした。

なお、応募作品は下記日程で、2会場にて展示します。

◆ 展示1	：全ての応募作品日程：2020年11月11日（水）～2020年11月17日（火）場所：市民交流プラザ『IKODE瓦町』イベント展示スペース　　　〒760-0054 香川県高松市常磐町一丁目3番地1　瓦町FLAG 8階
◆ 展示2	：優秀作品10作品日程：2020年12月9日（水）～2021年1月8日（金）場所：与島プラザ　　　〒762-0071 香川県坂出市与島町587 時間：10時～16時（平日）・10時～17時（土日祝）

児童・生徒環境美化絵画・イラスト展　審査結果

2020年10月5日（月）KSB瀬戸内海放送2階会議室にて審査会を行いました。
また、今年は表彰伝達式を各受賞者の学校で行いました。


画面中央に大きく地球を擬人化した人物を配し、環境汚染が進んで体内に沁みこんで堆積し、危機的状況にあることを訴える優れた表現になっている。	まんのう町立満濃中学校　3年中村　千晶さん


タイトルの「私達の手で守ろう」にぴったりの絵柄です。優しそうな手が地球を包み込むイラストが見る人に安らぎと安心感を与えます。水彩絵の具の透明性を着色に生かした作品で右下の赤や紺の色調、地球の深緑が画面を引き締めています。	高松市立香南小学校　6年今川メイシー里麻奈さん


広く誰でもが知っているムンクの「叫び」を図柄に取り入れ、空き缶のポイ捨てやタバコの吸殻、バナナの皮など描き加え、大気や水を「汚さないで！！」のタイトルで訴求力の強い作品となっている。	高松市立協和中学校　2年黒川　和十さん


「完成までに何年？」という問いかけで、今からこの状況からその気になって努力を続けて元のような豊かな自然に戻せるのか―難しい個人個人の行動の変容をジグソーパズルで呼びかけている	高松市立紫雲中学校　1年中岩　暁子さん


今までごく当たり前に見られた風景が、当たり前でなくなった今、その大切さに気づいて、野原に蝶が舞い、蜂がブンブン飛ぶ、てんとう虫が・・・。そんな貴い自然を、今を生きる人たちで守っていこうという想いを写実的に表している。	高松市立山田中学校　3年木村　心愛さん


丸亀市立綾歌中学校　1年多田　ゆらぎさん平凡なモチーフであるが、若い人たちがボランティア活動にいそしむ姿が丁寧に表現されており、服装や姿勢などの細部まで描いて清々しい印象に仕上がっている。	高松市立亀阜小学校　4年小西　杏依さん私たちの星、地球を破壊している原因は、私たちの欲であるということを、泣いた地球のイラストと黒い人物、地球の下、左右に入れた手でうまくまとめました。ライトブルーの画面にピンクや黄の文字が効果的です。

三豊市立豊中中学校　2年
筒井　皐月さん

主役の環境破壊で泣く魚のイラスト表現が秀でています。その魚を引き立たせるための背景の着色にも工夫が見られます。全体的にブルーグレーでまとめた色調に黄色や紫色・緑色を効果的に配色し、美しくまとめました。


高松市立香南小学校　4年釜野　統和さん青いクレパスでりんかく線を生き生きと描いています。文字とイラストが混ざり合ったバランスが斬新で素敵です。魚や亀の表情、人物のポーズもユニークです。波や砂浜の着色では、重色の方法に工夫が見られます。	三木町立氷上小学校　1年筒井　陽さんひまわりを大きく、生き生きと画面いっぱいに入れた元気のよい力強い作品で、作者の自然が大好きという気持ちがよく表現できています。まわりを飛ぶ赤い羽のトンボがアクセントとして効果的です。

たくさんのご応募ありがとうございました。来年も皆さんのご応募お待ちしております。