活動報告
 
2019年度 児童・生徒環境美化絵画・イラスト展
 
香川県内の小中学生を対象に、環境美化を訴える絵画・イラストを募集。
2019年度の応募数は、小学生93点、中学生115点の 過去最多の合計208点でした。
 
なお、応募作品は下記日程で、2会場にて展示します。
◆ 展示1 :全ての応募作品
日程:2019年11月22日(金)〜2019年11月28日(木)
場所:市民交流プラザ 『IKODE瓦町』 イベント展示スペース
   〒760-0054 香川県高松市常磐町一丁目3番地1 瓦町FLAG 8階
◆ 展示2 :全ての応募作品のうち 優秀作品10作品
日程:2019年12月9日(月)〜2020年1月10日(金)
場所:与島プラザ
   〒762-0071 香川県坂出市与島町587
時間:10時〜16時(平日)・10時〜17時(土日祝)
 
児童・生徒環境美化絵画・イラスト展 審査結果
 
2019年9月27日(金)KSB瀬戸内海放送2階会議室にて審査会を行いました。
 
香川県知事賞


 
温暖化が地球規模で進み、北極や南極の氷がとけて、白熊たちの安全の地が奪われていく様子をテーマにして取り組んでいる。
明るい大海に浮かぶ流氷の上で白熊たちの「助けて」「ヘルプ」「おぼれるよー」などと訴える姿を印象的に表している。

高松市長賞


 
美しい海とそこで暮らす生物、それを汚染する人間と捨てられたゴミ、多くのものをひとつの画面の中にバランス良く取り入れるとともに大きな海水の流れを感じさせられる構成になっています。
それぞれの形と特徴を適確に描き、背景になる海の魚影や波を白くあいまいに描くことで、手前のゴミや生き物がより強調されています。

香川県教育長賞


 
黒をバックに、白色でゴリラが涙を流しながら「わが家は、どこに?」というキャッチコピーで画用紙の4分の3ほどの大きなスペースで見る人に訴えている。
ブラジルの森林火災をはじめ、いろいろなことで森林破壊が進んでいる。国際的な課題をよくとりあげた。

高松市教育長賞


 
大きなリンゴの中に青い空と白い雲を描き、その下の方に汚れた重苦しいよどんだ空気を描き「最終的には誰が吸い込むのでしょうか」と問いかけている。
地球上の人類みんなの願いを実現するためひとり一人の自覚と行動を促している。

財団理事長賞

水彩絵の具 ラメ入り絵の具、色紙、マジックなど様々な材料を効果的に使用し、カラフルで楽しい作品に仕上げています。魚の配置、文字の入れ方など画面の中にうまく取り入れました。

奨励賞 奨励賞


中央に地球を配し、その周りを優しいクリーンな海の中を人をはじめカメやクラゲ、いろいろな色の魚たちの平和な姿を描いている。共存のテーマのもとで、全ての生物・陸上の生物たちも含めて 元気でその生を全うできるようにと呼びかけている。


最近、世界的にプラスチックごみの問題が報道されている。多くの身近なサカナの体内から沢山のプラごみがみつかり問題になっている。やがてはそのサカナたちを食べて人間や他の動物たちも・・・・。
それを単的にウミガメの体内をプラごみで満たし、「危険だよ!」と他人事じゃないよ海洋汚染と警告している。

奨励賞

南極まで流されたゴミとそれを悲しむペンギンの姿を黒いクレパスの形でしっかり描き、暗い緑色と暗い紫色の色相対比で美しく表現しています。
主役のペンギンの表情に視点が集まるようオレンジ色を効果的に使っています。

佳作 佳作


様々な動きと表情をした海の生物、それに共存している大きなピンク色のロボット魚と 海を見守る潜水艇 それらの組み合わせの発想が面白い作品です。海を汚さないだけではなく、守る立場を強く呼びかけています。潜水艇TOMOYA号は作者の艇、そこから泳ぐ人物は作者本人でしょうか?細部まで見れば見るほどよく描かれています。


工業化によって便利になった文明社会。しかしその裏では地球温暖化により溶ける氷河、環境悪化により住みにくくなった動物たちが存在します。
その問題を私たちに問いかける作品です。単純化、平面化された絵と濁色を多く使用した色は問題ある世界を表現するのに効果的です。

児童・生徒環境美化絵画・イラスト展 表彰式
 
2019年10月30日(水)KSB瀬戸内海放送2階会議室にて表彰式が開催されました。
 

常務理事挨拶

来賓挨拶

香川県知事賞 表彰

高松市長賞 表彰

香川県教育委員会教育長賞 表彰

高松市教育委員会教育長賞 表彰

財団理事長賞 表彰
受賞者集合写真
たくさんのご応募ありがとうございました。来年も皆さんのご応募お待ちしております。