2019.08.24 (Sat)時計をつくる

2019年8月24日、KSB瀬戸内海放送高松本社で、じぶんらしさに出会う ものづくりワークショップが開催されました。
夏開催は、全3回のプログラム。第1回目の「時計をつくる」からスタートです。
講師は春開催と同様、モーネ工房の井上夫妻。
香川県内の子どもたち12名が参加しました。

まずは時計の文字盤に、じぶんで選んだ1色を塗ります。

次は時計のパーツ選び。
木のパーツ、陶片、金属片・・・・。まる、しかく、ふわふわした形、とがった形。
さまざまな素材、材料、形のパーツを実際に手で触って選んでいきます。

「これだ!」と叫びながらお気に入りのパーツを見つけ走り出す子どもたち。
どれを使ったらいいのか分からなくなってしまう子どもたち。
大事そうにお気に入りのパーツを宝物のように集めていく子どもたち。

真剣な表情でパーツに色を塗ったり、文字盤に合わせてパーツを並べていきます。
子どもたちの集中力には驚かされます。


細い棒を並べて数字の「4」を作ったり、ドーナツ型の金属片を2つ重ねて数字の「8」にしてみたり、あらゆるパーツを使って数字を作った子どもたち。
ある女の子は、「学校へ行く時間である7時と、学校から帰ってくる時間である3時を家の形にしたんだ」と話してくれました。

最後に時計の針をつければ完成。カチカチと音を立てて動き始めました。
これからこの時計たちも、子どもたちと一緒に時を刻んでいくのかな。

子どもたちそれぞれの想いがこもったじぶんだけの時計が出来上がりました。

ワークショップ実施後の感想
おとなしい性格なので心配していましたが、自分の好みに合った作品を自由に作ることができ、参加して良かったと思いました。(8歳 保護者)
家ではできないことがのびのびとできた。いろいろな人と関わることで子どもの心の成長があると思えた。(8歳 保護者)
子どもの自主性を生かして素敵な作品が出来ました。親子ともに大満足です。(7歳・5歳 保護者)
時計のピースがたくさんある中で自分で全部決めて進めることが出来た姿を見てよかったと思いました。(5歳 保護者)
スタッフの方についていただけて子どもが戸惑う時間も少なかったように思います。(6歳 保護者)