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「テレビ電話があってよかった」新型コロナ影響で島に帰れず…オンラインでつながる家族 香川・直島町

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 離れていてもオンラインでつながっています。香川県直島町に移住し、平日は東京で仕事をする福島節さん(42)。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で直島で暮らす家族と会えず、オンラインでつながる日々が続いています。

 瀬戸内海の穏やかな海に囲まれている香川県直島。約3000人が暮らしています。

 テレビ電話に向かって会話をしているのは、福島真希さん(35)と娘の渚ちゃん(6)。画面の中にいるのは音楽関係で働く福島節さんです。

 福島さん一家は2018年、東京から直島へ移住しました。節さんは平日東京で仕事をしているため、週末だけ直島に帰っています。そんな生活を一変させたのが新型コロナウイルスです。

(福島真希さん) 「万が一(ウイルスを)持ってきたら大変っていうのがあって、島のおじいちゃんおばあちゃんたちは高齢の方も多いので、私たちはそんな皆さんにすごくお世話になってこういう暮らしがあるので、その方々になにかあってもいけないっていうのが一番大きくて」

 節さんが直島を出た7月12日、東京で多くの感染者が出て島に帰れなくなりました、家族と会う手段はテレビ電話です。この日は渚ちゃんが作った絵本の話で大盛り上がりでした。

(福島節さん) 「遠距離恋愛みたいなもんだからドラマチックでいれるというか、こういうテレビ電話があってよかったなって思います。これがなくて声だけだったら耐えられなかったかもしれないですよね。顔が見られるっていうのはやっぱりだいぶ違うんじゃないかな」

(福島渚ちゃん) 「喋れてうれしかった」 Q.寂しくない? 「まあいつか会えるから」

 節さんが直島の家族の元へ帰るのは、早くともお盆明けだということです。

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