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西日本豪雨から2年 倉敷・総社市で追悼式「災害から命を守る備えを未来に」岡山

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 平成最悪の豪雨災害、西日本豪雨から6日で2年です。岡山県では89人が亡くなり、大きな被害が出た倉敷市や総社市で追悼式が行われました。

(記者) 「岡山県庁では犠牲者を悼み半旗を掲げています」

(記者) 「倉敷市真備町の追悼式の会場です、2年前を思い出すような雨が降っています」

 倉敷市真備支所で行われた追悼式では、遺族や伊東香織市長らが犠牲者の冥福を祈りました。式では、豪雨で祖父を亡くした須増藍加さん(33)が遺族を代表して言葉を述べました。

(豪雨で祖父を亡くした 須増藍加さん) 「災害は私たちの想像を超える力で襲ってきます。このつらい経験を教訓として災害から命を守る備えを未来に引き継いでいきたいと考えております」

(母を亡くした男性) 「(豪雨の後)徐々に体が弱って100日も経たず亡くなった。2年経ったけどつい最近のように思えて」

(母を亡くした女性) 「熊本の(豪雨被害の)映像を見ると思い出してしまう。私と同じように後悔する方がまた出てきたのかなと思うと」

(記者) 「いまだに5世帯9人の被災者が生活する仮設住宅地で、総社市の追悼式が行われています」

 一方、総社市でも追悼式が開かれ、市長らが犠牲者に黙とうを捧げました。  総社市では河川の氾濫による浸水のほかアルミ工場の爆発でも住宅に大きな被害が出ました。

(昭和地区で住宅が全壊した女性) 「水の恐ろしさが忘れられないから、雨が嫌じゃっていつも話してます」

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