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観光農園業「西山ファーム」が破産手続き開始へ 出資法違反の疑いで5月に家宅捜索 岡山

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 今年5月、出資法違反の疑いで家宅捜索を受けた岡山県赤磐市の観光農園業「西山ファーム」について、岡山地方裁判所は10日、破産手続きの開始を決定しました。

 赤磐市で観光農園を経営していた西山ファームは「リスクのない副業ビジネス」をうたって違法に出資金を集めたとして、今年5月に愛知県警の家宅捜索を受けました。

 保証金と商品代を支払って西山ファームの販売事業に協力すれば、配当をつけて返金するなどと約束していました。

 しかし今年2月ごろから返金が滞るようになり、被害者は全国で数千人、被害額は合わせて数十億円にのぼるとみられています。

 岡山地方裁判所は岡山県の5人の債権者からの申し立てを認め、10日、西山ファームの破産手続き開始を決定しました。民間の信用調査会社によりますと負債額は約9億3800万円です

 債権者の代理人は「破産管財人の調査による全容解明に期待し、被害者の救済につなげたい」とコメントしています。

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