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バンクシー作品に似た絵が白く塗りつぶされる 見に来た人からは落胆の声 高松市

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 2月、高松市で正体不明のアーティストバンクシーの作品に似た絵が見つかり、話題になっていました。しかし、10日、何者かによって白く塗りつぶされているのが見つかりました。絵を見に来た人たちからは、落胆の声も上がっています。

(石井俊大リポート) 「このジャンプ台に描かれていたんですが、白く塗りつぶされていますね。近くまで行くと、何が描いてあったかはなんとなく分かるんですが、完全に白く上塗りされています」

 高松市サンポートのスケートパークで2月7日に見つかった、かばんを持って傘を差しているネズミの絵。イギリス出身で正体不明のアーティスト「バンクシー」の作品に似ている!として話題になっていました。

 しかし、10日、何者かによって白く塗りつぶされているのが見つかりました。パーク内には、もうひとつ同じ絵が描かれていましたが、そちらも同様に塗りつぶされています。

 11日には、スケートパークを管理する高松市の職員3人が確認に訪れ、写真を撮ったり大きさを測ったりしていました。

 高松市は、バンクシー公認の認証団体に審査を依頼していましたが、回答は得られていませんでした。絵を見に来ていた人たちからは、落胆の声も上がっていました。

(見に来た人は―) 「大阪からバンクシーの絵が高松にあると見て、興味があって来ました」 「消されているの知らなくて、ちょっと残念な感じですよね」 「この絵だけに特化して消されているような雰囲気なので、何か意図を持ってやったとすれば残念ですよね」

 高松市は、描かれた絵や塗りつぶしについて「スケート台の機能を著しく損なうものではない」として、警察への届出などは考えておらず、当面はこのままの状態にしておくということです。

(高松市都市計画課/岡田光信 主幹) 「いずれにしても、落書きなので。公共物に対しての落書きは、やめてほしいというところは変わっていません」


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