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これまでの放送

興陽高校 + 邑久町漁業協同組合、卜部産業

豊かな里海を目指して

海の汚染によって減ってしまったアマモ場。高校生がその再生活動を体験したり、岡山県の名産品・カキに注目したりして、身近な瀬戸内海の課題を取材しました。

    vol.187 豊かな里海を目指して(1)

    2023年12月10日放送

    vol.188 豊かな里海を目指して(2)

    2023年12月17日放送

    vol.189 海から大地へ 循環するカキ殻

    2023年12月24日放送

取材した高校生

岡山県立興陽高等学校

久世 暁広 さん

久世 暁広 さん

陸上部に所属、800mで県大会出場を目指しています。
課題研究という授業で、里海米栽培に取り組んでいます。具体的には瀬戸内かきがらアグリ推進協議会に入会し、JA岡山と連携して面積18aの水田で「朝日」を里海米として栽培し生育・収量調査を行っています。かきがらを施用し、有機質肥料を中心として化学肥料や農薬を半分に減らした里海米栽培に取り組んでいます。

森本 和真 さん

森本 和真 さん

卓球部に所属、団体で県大会ベスト8を目指しています。
お米が大好きで、スマート農業という授業で、リモートセンシングによるお米の収量アップの研究をしています。具体的には、企業と連携して人工衛星の画像から水田の葉色を測定して成長具合を判断することで、土中養分量計算をおこない、収量コンバインを使って収量をマッピングしています。そのデータを基に次年度の田植え時に可変施肥をおこなうことで、肥料代を抑えながらも高収量を目指しています。