
【解説】閉じられなかった陸こう 西日本豪雨
今回は、水害のために設置された可動式の堤防、「陸こう」についてです。「陸こう」とは、普段は通れますが川や海が増水した時にはゲートが閉まり、堤防の役割を果たすものです。岡山県が管理している「陸こう」は、県内に380カ所以上あり、そのうち道路に設置されているものが5カ所あります。川と道路が交差しているため、土手が途中で途切れている場所にあります。鉄板や土のうを積むことで堤防と同じ高さになり、川が氾濫するのを防ぎます。しかし、7月の西日本豪雨では、この「陸こう」が使われることはなく水があふれました。

岡山・香川の人や企業、街の動き、そして社会問題を記者独自の目線で徹底取材!日々の短いニュースでは伝えきれない重厚な企画をお届けします。
【特集】岡山県初の自主夜間中学 「学び」から生まれる「つながり」
特集は、岡山県に初めてできた自主夜間中学の話題です。様々な事情で、「学び直し」を必要とする人たちをボランティアで支えています。取材を始めて1年、生徒の数は20人から80人に増えました。
「学ぶ」という一つの目標を通じて、人と人との新たな「つながり」が生まれています。

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- 高知白バイ衝突死
- 2006年、高知県で起きた白バイとスクールバスの衝突死亡事故。業務上過失致死の罪に問われ、「無実」を訴えるバスの元運転手。食い違う目撃証言や疑問が多い証拠を徹底検証する。
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- 小さな駅の物語
- 岡山県北には、昭和初期の面影を色濃く残す駅舎が数多く残っている。1日の利用客がわずか5人程度という駅もあるが、学生や高齢者にとっては欠かせない足。そして、駅を愛し、守り続ける人たちがいる。「一期一会」をテーマに駅の1日を追う。
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- 世界のためにできること
- 貧困などから抜け出せず苦しむ途上国の人たち。その状況を打破するため、多くの岡山・香川県出身者が活躍している。慣れない環境で国造りの手助けをする理由とは…。私たちができる「国際協力」について考える。