汚泥投棄した業者を刑事告発へ 香川・豊島
09月10日 18:20
再度の刑事告発です。
香川県豊島の太陽光発電所建設予定地に新たに「汚泥」が見つかったとして、豊島住民が汚泥を投棄した業者を廃棄物処理法違反の疑いで近く刑事告発することがわかりました。
豊島住民と弁護団によりますと、豊島唐櫃の太陽光発電所建設予定地では現在、県の指導でコンクリートがらなどの産廃の撤去が行われていますが、新たにこれ以外にも「汚泥」があることが分かったということです。
そのため住民と弁護団は近く、この汚泥を投棄した業者を廃棄物処理法違反の疑いで刑事告発する方針を固めました。
住民は去年10月にも、予定地にコンクリートがらなどが違法に捨てられているとして、この業者を刑事告発しています。
これを受けて警察は8月、この業者と、社長・従業員・それに別の会社の役員の合わせて3人を廃棄物処理法違反の疑いで書類送検しています。
太陽光発電所の建設には豊島住民のほとんどが反対していて、建設を予定している広島の事業者との話し合いは平行線のままです。