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0.327票差落選で異議 香川県選管も審査申し立て棄却 三豊市議選

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 今年1月の三豊市議会議員選挙で0.327票差で落選した候補が、結果に異議を申し出ている問題です。香川県選挙管理委員会は選挙結果への審査の申し立てを棄却しました。

 今年1月の三豊市議選に立候補した三谷正史さんは、名前が同じ別の候補と票を分け合う「案分票」を含め1029.673票を獲得しましたが次点で落選しました。当選した候補との差は0.327票でした。

 三谷さんは、無効票が292票あったことなどから市の選管に異議を申し出ましたが、今年3月に棄却されました。そのため、市選管の決定の取り消しなどを求め、県の選管に審査を申し立て、県選管は5月17日に票の再点検を行いました。

 そして、6月1日、香川県庁で協議を行い、申し立ての棄却を決定。三谷さん側に伝えました。

 疑問票の範囲を市選管より広げて検討したものの、得票や無効票の数、案分の判断は市選管と同じだったということです。  三谷さんは結果に不服がある場合、30日以内に高松高等裁判所に訴訟を起こすことができます。

 三谷さんの代理人を務める弁護士は、今後について「本人と相談して決めたい」と話しています。

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