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通称「タキミズナ」ウワバミソウが食べ頃迎える 岡山・新見市

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 田植えシーズンを告げる山菜です。岡山県新見市でウワバミソウ、通称タキミズナが食べごろをむかえています。

 新見市・千屋地区の山菜に詳しい小田正廣さんに案内してもらいました。

(かのさと体験観光協会 インストラクター/小田正廣 さん) 「コゴミ、イタドリ、ワラビ、色んなもんがいっぱいあります」

 沢の横にはウワバミソウ・通称タキミズナが群生しています。岡山県北に自生し、これから食べ頃をむかえます。

(Q.ウワバミソウはどういうところにあるんですか?) 「沿い、水分が多いとこ、で、日陰・・・」

 「ウワバミ」とはマムシのこと。マムシが出そうなほど茂るのが名前の由来です。カマで刈り取ります。

(かのさと体験観光協会 インストラクター/小田正廣 さん) 「大きいやつをもって引っ張る。もって、引っ張る。」

(Q.カマは軽く入れる感じですか?) 「そうそう!」

(記者) 「スッと切れます。きれいですね、よく見ると。日本の美って感じですね」

 料理は安達喜子さんにお願いしました。

(かのさと体験観光協会 インストラクター/安達喜子 さん) 「ちょっと柔らかくなるまで煮ますので、ふたをして置いときましょう」

 柔らかくなったら鍋からあげ、3・4センチに切って炒めます。

(Q.子どものころから食べられてるんですか?) 「私はお嫁に来てからですねえ。こちらに来てね、食べるようになりました。これはどこにでもあるもんと違いますのでねえ」

(Q.どなたに教わったんですか?料理の仕方とか?) 「おばあちゃんですよ。しゅうとめさんです」

 好みで調味料や塩をふるとできあがり。さっそく頂きました。


(記者) 「みずみずしさもあって歯ごたえもあって本当に進みますねえ」

 ほんのり淡白!優しい味わいです。

(かのさと体験観光協会 インストラクター/小田正廣 さん) 「田んぼの中にだんだん水が入っていく、で、田植えが始まるときに、このタキミズナが出てくる。それで晩は一杯飲むっていうのがパターンかな」

 まさに季節の恵み!新見市千屋では季節の移り変わりの中、自然の恵みとともに暮らしています。

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