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「家が崩れるかと…」岡山市で局所的な突風被害 5月の観測史上最大風速を観測

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 3日夜、岡山市でマンションの屋根が突風で壊れるなどの被害が出ました。このとき、岡山市では5月の観測史上最大の風が吹いていました。

(記者) 「3日の強風によって、あちらのマンションの屋根の一部が吹き飛びました。このあたりの道路には今もその残骸が残っています」

(近所の人はー) 「風が吹いて、何かドカンというから気がついた」

 3日午後10時半ごろ、岡山市北区東古松のマンションで、屋根のスレートの一部が飛ばされました。被害に遭ったマンションは8階建てで築30年でした。  屋根の破片は周辺の道路や車に散乱しました。

(近所の人はー) 「竜巻みたいなのがきて、最初この家が崩れているのかなと思ったんですけど、すごかったです」

 岡山地方気象台は4日、職員4人が現地を訪れ被害の状況などを確認しました。

 3日はJR瀬戸大橋線が運転を見合わせるなど、各地で強風の影響が出ていて、岡山市では午後10時半ごろに5月の観測史上最大となる28.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。

(岡山地方気象台/濱子訓志 次長) 「(3日は)気圧の傾きが大きくなって、風の吹きやすい状況であったと思います。局所的な感じ、ほかに広がりが見られないので、すごい風がまとまったということにはなりそうです」

 また、3日の突風によって岡山市北区富原でも住宅のとたんが飛ばされたり木が折れたりしました。  気象台は、調査結果をもとに被害が出た当時の詳しい状況を分析する方針です。

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