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渋谷暴動事件で無期懲役 獄中で「冤罪」訴える71歳男性の家族らが高松市で会見

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 1971年、東京・渋谷で起きた暴動事件で、無期懲役の判決を受け服役中の星野文昭さん(71)は「冤罪」だとして、家族や弁護団などが、高松市で会見を開きました。

(星野文昭さんの妻/星野暁子さん) 「本人としてはやっていないわけですから、再審については、何としても実現したいわけですね」

 1971年11月、東京・渋谷で沖縄返還政策を巡って起きた暴動事件で、警察とデモ隊が衝突し、機動隊員が死亡しました。

 星野文昭さんは、実行犯として殺人罪に問われ、1987年に無期懲役が確定しました。  しかし、重要な証拠である目撃証言に誤りがあるなどとして、71歳になった今も獄中で無実を訴えています。

(星野再審弁護団/岩井信 弁護士) 「無期懲役囚でも、(服役期間が)30年を経過した段階では、基本的に仮釈放について審査をするという形になっておりまして、その審査に入る年を迎えたということになります」

 24日は、星野さんの家族や弁護団、支援団体が仮釈放を求めて、高松市の四国更生保護委員会に7回目の要請を行いました。  6月3日には、サンポートホール高松で、全国集会やパレードを行い、星野文昭さんの解放を広く訴えます。

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