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小学1年生の交通事故は6年生の3倍以上!?見守り強化やルール周知の取り組み 岡山

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 小学1年生の歩行中の交通事故が多いのをご存知でしょうか?件数は実に6年生の3倍以上。新1年生が入学するこの時期に見守り活動の強化や、交通ルールの周知が行われています。

(松木梨菜リポート) 「新学期は事故が多いことから見守る日にちを増やしているということです」

 岡山市では新学期が始まったことや、12日に入学式を控えていることもあり、通常は月2回の見守りを今週は1週間、毎日行っています。

(見守りの保護者はー) 「どうしても低学年になると、話に夢中になって、白線から出たりとかあるのでそういった場合は白線の中に入ってよと声かけをするんですけど」

 2013年から4年間に、全国で歩行中に事故に遭って亡くなったりけがをした小学生の数は、1年生は6年生の3倍以上。死者数だけを見ると1年生は32人で、6年生のなんと8倍です。

(松木梨菜リポート) 「中でも小学1年生の歩行中の交通事故は『横断中』に多く起こっているといいます」

 親が子どもと一緒に通学路を歩くなどして、危険個所を確認することが重要です。

 瀬戸内海放送では1995年から毎年、新1年生に交通安全を呼びかけるグッズをプレゼントしています。今年はスパーキーが手を挙げながら横断歩道を渡るイラストが描かれたクリアファイルが配られます。  また交通事故で親を亡くした子どもへの就学援助金45万円もあわせて贈られました。

(岡山県/伊原木隆太 知事) 「1年生が外の危なさが分からないまま外に出歩く機会が増えるということで、交通安全の大事なことを伝えることが大事だと思っています」

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