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市民団体が陳情  香川県の監査制度見直し求める

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 議員を監査委員から外すべきだと訴えています。香川県の監査制度を見直してほしいと、市民団体が県議会に陳情しました。

 市民オンブズ香川の植田真紀代表らが香川県議会の五所野尾議長を訪れ、陳情書を提出しました。  香川県では現在、監査委員4人のうち2人を県議から選んでいます。陳情では県議を外して弁護士など法律に詳しい人を選任するよう求めています。

 香川県では去年、県議の海外視察について住民監査請求がありました。しかし委員の県議2人が参加せず、民間の委員2人だけで監査を行いました。そして2人の意見が分かれ、結果を出せない「合議不調」に終わりました。

 陳情した2つの市民団体は、「地方自治法の改正により条例を改正すれば、監査委員を議員から選任しなくてもよくなっている。県議の委員を選任しなければ監査制度の機能強化につながる」と主張しています。

(市民オンブズ香川/植田真紀 代表) 「もっと専門家の目線が入って、外部の視点が入った人材が増えることによってより県民の意識と近い監査ができるのではないかと」

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