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ヒツジやヤギの放牧で農地管理 岡山・赤磐市

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 ヒツジやヤギを放牧して農業を維持しようと取り組んでいる集落が、岡山県赤磐市にあります。高齢化や人口減少に悩む中山間地域の一つのモデルとなるのでしょうか。

 国の中山間地域等直接支払制度の優れた活用事例として表彰されたのは、赤磐市の岡集落です。  地理的条件や高齢化などにより、農業の維持が難しい地域を国が支援する制度で、岡山県では約1300の集落などが活用しています。

 山あいにあり、高齢化が進む岡集落では、草刈りなどの負担を軽くするため、ヒツジ6頭とヤギ7頭を農地で放牧しています。年間、約170万円の交付金を活用しています。

(岡集落/実盛忠義 さん) 「草が生えるのは一番暑い時期。夏の時期に作業するのは非常にえらい(しんどい)です。お年寄りはけがをすることがありますんで、ちょっと足を滑らすとけがになる。ヤギとかヒツジを導入すると、楽にはなります」

 岡集落では羊の毛を刈ってニット製品も作っています。羊毛から糸を紡ぐのも自分たちで手作業しています。やり方は他の地域などに研修に出向き、一から学びました。5000円から1万円くらいの商品が多く地域の売店などで販売しています。

(岡集落/実盛忠義 さん) 「儲けよういうのは難しい。地域の楽しみとしてやっていきたい。生きがいですね」

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