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大手まんぢゅうも 日本三大まんじゅうが岡山に集結 岡山市

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 日本を代表するまんじゅうが岡山に集結しています。

 岡山の「大手まんぢゅう」を含む日本三大まんじゅうの製造元が、岡山市に集まりまんじゅうの歴史や魅力をPRしました。岡山後楽園で開かれた「日本三大まんじゅうサミット」です。製造元同士の交流や、まんじゅう文化の発信を目的に去年始まったイベントで、岡山での開催は初めてです。

 日本三大まんじゅうとは、東京の「志ほせ饅頭」、福島の「柏屋薄皮饅頭」、岡山の「大手まんぢゅう」の3つを指します。志ほせ饅頭は創業1349年と最も歴史が古く、皮には大和芋が使われています。柏屋薄皮饅頭はたっぷりの小豆餡と、その甘味を引き立たせる黒糖が入った薄皮が特徴です。そして、大手まんぢゅうは甘酒の風味と餡の甘さがほどよく合わさった、いわゆる酒饅頭です。

 サミットではそれぞれの製造元が歴史やこだわりの製法、味わいについて語ったほか、伝統の継承や新たな文化の発信をうたったサミット宣言を採択しました。

(笠原記者) 「その日本三大まんじゅうを一度に楽しめるカフェが期間限定でオープンしています。朝からすごい行列です。」

 岡山市北区のイオンスタイル岡山にはサミットに連動して、15日まで特設コーナーが設けられています。

(並んでいるお客さん) 「白い大手まんぢゅうが食べてみたくて来ました。インスタグラムで見たんで。」

 目玉は日本三大まんじゅうが1つずつ乗った税抜き300円のプレートです。大手まんぢゅうは備中白小豆を使用した限定品に換えることができます。

(笠原記者) 「大手まんぢゅうならではの甘酒の香りがほんのり漂って、白餡の甘さと絶妙にマッチしています。」

 製造元はこうしたイベントを通じ、まんじゅうにあまり馴染みのない若い世代にも魅力を伝えたいとしています。


(大手饅頭伊部屋 大岸聡武常務) 「こういったことをきっかけに、(饅頭を)どんどん食べる機会を増やしていただいて、もう1度おまんじゅうというものを認識していただけたらと思っております。」

 みなさんもこの機会に日本三大まんじゅうを味わってみてはいかがですか?

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