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【新型コロナ時代を生きる】今年も迎えたお盆休み…“人気うどん店”が下した結論は 香川

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 新型コロナウイルスは私たちの生活に大きな影響を及ぼしています。この状況の中、懸命に生きる人や新しい生き方を模索する人たちの姿を「新型コロナ時代を生きる」と題し、シリーズでお伝えしていきます。  お盆休み、香川の人気スポットのひとつがうどん屋さんです。おいしいうどんは魅力的ですが、行列や混雑など人気うどん店は3密が心配です。新型コロナウイルスの感染が拡大している中、香川県内のうどん店が下した結論は?

 香川県綾川町の山越うどんは毎年夏休みに全国からの観光客で賑わいます。並ぶこと1時間、ということも珍しくない人気店ですが、このお盆は8月9日から16日まで休業です。  高齢者が多いこの地域で、新型コロナウイルスのクラスターを発生させてはいけない、地域の人に安心して生活して欲しいと決断しました。

 高松市の中心部に近い人気うどん店は、休日の昼時にはいつも行列ができます。客の9割は観光客です。  新型コロナで楽しみが限られている今だからこそ、せめておいしいうどんを食べて帰ってもらいたいと、お盆期間は休まず営業します。

 高松市元山町のうどん店「まつはま」。地元の人や常連さんで賑わうこの店も、お盆期間中は休まず営業します。

(うどん屋 まつはま/吉川裕二さん) 「(新型コロナは)正直言って怖いですね。自分たちでやるには限界がありますので、お客様にも協力していただいて何とか頑張っていきたい。いつもどおりにおいしいうどんを食べていただくために営業しようと思います」

 高松市鹿角町の「中西うどん」は創業70年の老舗です。やはり県外客が増える8月15日から4日間を休業としました。

(中西うどん/河野充博さん) 「(新型コロナウイルスは)昔の(うどんの)伝統とかもう一度見つめなおす機会になったのかなとは思う。(うどん屋に)気軽にぱっと立ち寄るには、やっぱりまだ時間がかかるでしょうね」


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