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香川県のゲーム条例「制定過程」の問題 議長が一転「検証せず」

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 香川県のゲーム依存症条例の制定過程の問題点を検証するよう県議会の3つの会派が求めています。5月、検証に前向きな姿勢を示していた西川議長が、一転、委員会を設置しない方針を示しました。

(香川県議会 自民党議員会/辻村修 会長) 「ネット・ゲーム条例は済んだ話だから、次の(議員提案条例の)事案があればこういう会派連絡会とか議会改革検討委員会で話せばいいというのが議長の主張でした」

 5月22日、香川県議会の3つの会派が行った申し入れに対し、西川議長が6月1日の会派連絡会で回答しました。

 西川議長は、申し入れの直後、今後の条例制定の透明性を高めるための議論を「議会改革検討委員会」の中で行う方針を示していましたが、撤回した形です。

(香川県議会/西川昭吾 議長) 「検証委員会を開いたとしても答えは全く今と同じ答えになる。全く平行線をたどって何の答えも出ないと分かりきっておる改革検討委員会は必要ない」

(香川県議会 自民党議員会/辻村修 会長) 「この間と言っていることが違います。納得するわけないじゃないですか」

 この条例を巡っては5月25日、香川県弁護士会が憲法違反の恐れがあるとして、廃止を求める会長声明を発表しています。

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