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〈新型コロナ〉影響を受ける移動採血バス 24のイベントの中止などで献血者800人減の見込みも 岡山

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、岡山県で輸血用の血液不足が深刻化しています。影響を最も大きく受けているのは移動採血バスです。

(記者) 「岡山県の輸血の量の半分以上を占めるこちらの輸血バスですが、イベントの中止や外出の自粛などで輸血の量が減っているんです」

 輸血バスはほぼ毎日イベントや企業に出向き輸血用血液の採血をしています。2018年度は岡山県で献血者の半分以上を占める約3万8000人を採血しました。

 しかし2月28日から3月25日までで献血を予定していた24のイベントなどが中止になり、献血者が約800人減る見込みです。

 岡山県赤十字血液センターによりますと岡山県では毎日240人分の血液が必要で、輸血バスなどの会場を新たに確保するなど対策を取るということです。

(岡山県赤十字血液センター 献血推進課/廣江善男 推進係長) 「こういった事態は初めてですね。今の状態が続くと輸血用血液の確保が非常に困難になります。普段通りの献血にご協力をお願いしたいと思います」

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