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教職員の業務改善に取り組んだモデル校が成果を発表 一部授業の教科担任制などで月13時間の残業削減 岡山

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 1年間、モデル校として教職員の業務改善に取り組んだ4つの学校の成果報告会が4日、岡山市で開かれました。

 報告会には小中学校の関係者や保護者など約260人が参加し、今年度、教職員の業務改善に取り組んだモデル校4校が成果を発表しました。

(荘内小学校/杉本哲也 主幹教諭) 「取り組んだ学年からは授業準備が楽になる学年団からアドバイスをもらえて、教材研究が深まるなどやってよかったという感想を持っています」

 玉野市の荘内小学校では一部の授業を教科担任制にしたほか、保護者と協力して登下校の交通指導を行い教職員の負担を減らしました。

 この結果、2学期から残業時間が減り始め、2019年11月には2018年と比べて月13時間減らすことに成功しました。

 岡山県教育委員会によりますと教職員の残業時間は減少傾向ですが、1カ月平均の残業時間は小学校で52.3時間、一番残業時間が多い中学校で70.3時間と、国のガイドラインの45時間を超えています。

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