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【岡山の2019年①】資金難などで花火大会の中止相次ぐ 業者はハイテク演出に活路

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 岡山の町を熱く盛り上げる「うらじゃ踊り」。2019年も約120の連が個性豊かな鬼を装って踊り歩きました。  しかし、にぎやかさの一方で、恒例だった花火は2018年に続いて中止されました。警備態勢や資金面が主な理由でした。

 岡山県ではこのほか、玉野市や倉敷市でも花火大会が中止されました。中止や予算削減の動きが広がる中、花火メーカーは生き残りをかけて試行錯誤していました。

(森上煙火工業所/森上真夢さん) 「地域をもっと花火を通じて盛り上げるためにも、地域の文化だったり特産品だったりそういったものと花火を掛け合わせて、ひとつの花火大会として演出できればなと。演出に関しても、最近では『音楽』と『花火』を合わせてするような演出も増えてきてるので」

 その「音楽と花火の融合」の演出、森上煙火工業所では100分の1秒まで打ち上げのタイミングを制御できる機械を活用しています。

 ただし、この設定がなかなか大変なようで…

(森上煙火工業所/森上真夢さん) 「1つのプログラムを作るのに何十時間かかってきちゃうんで、そのへんの負担は大きくなってきてますね」

 全国的にも数が減りつつある花火大会。苦しい状況の中で、花火はテクノロジーとの融合で活路を見出そうとしていました。

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