全国の水族館や動物園の「へんないきもの」No.1を決める「へんないきもの大王タイトルマッチ」。
この大会で優勝したのが…？
（新屋島水族館／日下剛志さん） （Q.優勝した生き物は？） 「その優勝した生き物っていうのが、まさかの、『ヒト』なんです」
にわかには信じがたいため、確認のために電話してみると…
（竹島水族館／三田圭一飼育員 電話） 「そうですね、優勝ですね、優勝しちゃいました。何かすみませんって感じです」
優勝した愛知県にある竹島水族館の三田圭一飼育員。一体、どんなヒトなのか…
（竹島水族館／三田圭一飼育員 電話） 「僕は基本的に深海生物をですね、変わった姿・形の生き物を食べて、それをお客さんに伝えるっていう活動をやっているんですね」
竹島水族館がある地域は深海漁業が盛んで、三田さんは、網にかかった希少生物を自ら調理して食べ、お客さんに味を伝えているそうです。
（竹島水族館／三田圭一飼育員 電話） （Q.お気持ちは？） 「いやぁ結構、複雑ですよ。もちろん優勝したのでうれしいんですけど、僕はもともと本来飼育係なので、お客さんに見せなければいけない生き物たちを退けて、僕が優勝してしまったので」 （Q.マナティーにひと言） 「そうですね、あの真っ先に『ごめんなさい』って言いたいですね。『押しのけて優勝して、すいません』っていうのは、ちょっと言いたいですけどね」
